2017年11月24日

今日のニュースより

本日夕方配信された帝国データバンクの調査結果では、正社員が不足している企業は49.1%に達していると。
これは1年前から7.3ポイント増で、調査開始以降で過去最高を更新したそうな。

我らが「運輸・倉庫」は60%以上と相変わらず改善されておらず、非正社員の部門でも上位にランクされ、人手不足が極めて深刻な業界と位置づけられている。



お世話になっている運送会社では昨春に高卒を3名採用してみたが、うち2名は早々に退社、残った1名も1年以上の研修期間を経てこの夏ごろからハンドルを握っているが、ほんの4ヶ月間ほどで誤配はするは物損事故はするは追突事故はするはと、社員の間では今後の身の振り方に注目が集まっている。

10月以降、中途採用した者が4名ほどいたが、ハンドルを握る前に早くも2名が辞めていった。
研修期間中(といっても入社後2週間も経っていない)に職場で見た風景・雰囲気に将来への希望を全く感じることができなかったと聞いているが、他の職種での求職では書類選考にも引っかからず、やむを得ずやりたい仕事でもない運送業に応募した程度の動機ではそりゃあ無理だろうなぁ。

トラック未経験者でも簡単に採用してしまうほど運送業界は逼迫しているというのが怖い。
トラック事故のニュースが毎日のように報道されているが、大型の車両を運転する適正に多少目を瞑ってでも人手を確保しようという安易な風潮がドライバーの質を落としているのではないだろうか。それと、やはりドライバーという仕事をやりたいという動機が芽生えるようなイメージ戦略が全く無いのも困ったものです。


ただでさえ「車に興味がない」「運転に興味がない」若い世代が増えてきているのに、「キツイ」「汚い」「稼げない」「帰れない」等、4Kとも5Kとも言われるような運転仕事を目指す人が増えるとは到底思えない。
一体、運送業・ドライバーの魅力って何?


ドライバー職に転職してくる人って、何に期待しているのだろう?

まあ採用されるハードルが低いということはあるだろう。
運転中は1人で気楽というイメージがあるかもしれない。
やればやるだけ稼げるかもという淡い考えも散見する。

裏を返せば、採用のハードルが低い分、離職も容易い。
運転中は確かに1人だが、今は車内ドラレコやデジタコで運転中の一部始終が監視されている。
そもそも労働対価についての研究不足ではないのか?


「誰かのために」という部分では、ドライバーは地味ですがとても世の中に貢献している仕事だと思います。
今のところドライバー無くしてこの国の物流は支えることはできませんから。しかし、空気と同様にあまりにも当たり前の存在であるが故、その有り難味が評価されずに放置されてきた。

結果「大気汚染」や「オゾンホール」の問題のように、深刻な状況を迎えてから慌てだした状態か。


「生まれ変わったら何になりたい?」と問うて、「空気になりたい」という人はいないでしょう。
その存在は貴重なのだが評価も感謝もされないのでは、憧れの対象とはなり難い。

せめて興味を持ってもらうぐらいにはしていかないと、運送業という仕事の成り手はいなくなる・・・

リクルートアピールする材料があまりにも乏しい職種であることを年々感じている次第でございます。











posted by ガラダマ at 23:00| Comment(4) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

シン・ゴジラ

先日TV初放映されました映画「シン・ゴジラ」、既に映画館等で観た方も多いかと思います。

突飛なお話になりましたが実は今回のゴジラ、我が家の数十メートル先を歩いていたことに ^^;尻尾で破壊されとるな

ネット上のコメントでは、珍しく大方が好意的に評されている映画なのですが、私と同じように「家の前を通過した」「住んでいるマンションが破壊された」「逃げ惑う民衆の中に自分が映ってるんだぜぇ」とか、視聴者参加型で盛り上がってましたね。


映画の撮影は2年前の9月に行われ、近隣の方々の多くが何の映画の撮影かも知らずにエキストラとして参加しておりました(私は残念ながら仕事で参加できず)。
映画デビューのチャンスだったのに・・・

こういうロケの場合、エキストラの肖像権は撮影側に存するとか事前に固く説明・念押しがあるんだろうなぁ。
でも、たまたま映像に入ってしまったらどうなるんだろう。
家や店舗、看板・車とかはストリートビューのような扱いなんでしょうかね。たぶん編集で加工してそういうトラブルを回避しているのかな?
問題としてあまり表沙汰にはならないみたいですが。


採用されたカットでは、ほんの数秒間でしたが我が家のすぐ近くを民衆や車両が逃げ惑う緊迫した場面に出来上がっていて、まあよくこれだけの撮影を実行できたものだと感心しております。
ロケ地としてのイベントも盛大に行われていて、町興しとしては結構効果的かもしれませんね。


さて、実際に体長100mを超えるような巨大生物が近所に出現するとなったら、自分ならどういう行動をするのだろう? とか、くだらない妄想に耽ってしまうのは私だけでしょうか?

映画ではいろいろな場所でゴジラと逃げ惑う民衆の絵図が映りますが、この情報社会においてあんな近くまで怪獣が接近してくるのに気付かずにいられるのだろうか?とふと不謹慎なことを思ったりする。

お年寄りやたまたま就寝中の方々は仕方ないかもしれませんが、こういう時こそJアラートが活かされるだろうし、ゴジラが走ってくる(笑)わけではないから、せめて尻尾の下で逃げ惑うようなタイミングになることは避けられそうな・・・


で、ドライバー職の方がもし運悪く配達先でこんな怪獣に遭遇してしまったらどうしましょう ^^;

まずパニックで周辺は車両では動けなくなるでしょう。
大事な荷物を積んだまま車両を置いて逃げるしかないかもしれませんが、怪獣に車両ごと破壊された場合、荷物や車の保険はどこまで適用されるのだろうか?
いや、家や家財・ペット・資産の類いはどうなのか?
住宅ローンは家を失っても払い続けるのか?
銀行や証券・保険会社が跡形も無く粉砕されても大丈夫?

一番怖いのはそんな状況でも荷物の到着を待っているお客さん。
台風だろうが大雪だろうが、そんなの関係無いと高飛車な配達先は少なからず存在する。
「はよ配達せんかい、ボケェ!」と会社と配達先両方から叱られる因果なお仕事なんですよねぇ。

配達できるのにその責任を放棄し、配達先と運送会社双方に多大な損害を与えたとかで賠償請求なんかされたら、誰がドライバーを守ってくれるのだろうか?
果たして「ゴジラ」は起こりうる様々なトラブルの中で、どのような扱い・対象となるのだろうか?

さあ、心配になったら自分の会社や保険会社に確認しておきましょう。これから転職や新たに保険契約される方も然り。



しょっちゅうこういうクダラナイ事考えてる自分、結構好きです。
(-_-;)/(+_+;)\(-_-;) オイオイ











posted by ガラダマ at 23:33| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

危機との遭遇

世の中、何かが狂い始めている・・・

「企業理念を度外視し歪んだ利欲追求に走る経営」、「手軽に情報が入手できるが故の短絡的思考・行動」、「情操教育不足で感情コントロールやコミュニケーション能力の低下に拍車がかかる現代人」 等々

結果、不正や違法、殺人が蔓延する毎日。
安心安全と住み易さが誇れた日本も怪しくなってきたのか。


最近では座間の事件。
ネットで殺人・死体の処理方法等の情報を入手し即実行に移す。
犯行の度にカードや現金が手に入ることに味を占めたのか。
性癖がビジネス化していく例としては最悪である。
こんな人間が普通に隣に住んでいる時代になってきたのが恐ろしい。

資産運用・不労所得としてアパート経営や不動産に興味がある方も多いと思いますが、自分の物件でこうした事件が発生すれば一気に資産価値が落ち負債化するリスクは避けられない。

といっても空き室を回避したいがために入居人の選別を甘くする傾向にあるという話もよく聞く。
現実的な経営優先か、モラル遵守か。
先に記した「企業理念を度外視し歪んだ利欲追求に走る経営」と相通ずる部分ですね。

それにしても今回犯行現場となったアパート、単身者向けとはいえロフト付で家賃2万2千円は驚きました。
しかもオーナーが結構有名な方のお父さんだと。
マスコミネタとして報道が過熱するわけだ。

大抵こうした事件は日を追うにつれワイドショーに移っていく。
被害者の親族の感情を踏みにじるようにプライベートが晒されていく。
そんな番組や週刊誌を見たいと思わないけどなぁ・・・



宅配の仕事ってこうした事件・事故現場に遭遇することがある。
配達先で偶然に遺体を発見したなんてたまにニュースにもなる。

もし自分が配達先でいきなり屍を発見してしまったら・・・
こりゃ一生のトラウマになるだろうなぁ。

親類や知人の葬儀等で遺体を見る機会はないわけではない。
ただそういうケースでは予め心の覚悟というか準備が出来ているし、死に装束し薄化粧し整えられた状況ですから心情的には切ないが何とか耐えられる。

これが予期せずいきなり目の前に出現したら・・・
しかも血まみれだったり吊られていたりしたら・・・
いや、犯行中の犯人と遭遇してしまったら・・・

決して有り得ないことではない。
以前、熊に襲われた郵便局員のような話をしましたけど、配達員は心身ともに危険をともなう職業ですな。

「自然との闘い」「時間との闘い」「心身との闘い」

ドライバー職の3大バトルを制して、頑張っていきましょう!









posted by ガラダマ at 08:41| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

最低賃金

今年もまたこの10月から最低賃金引き上げが実施されます。

一般的な会社員の方にはあまりピンとこないかもしれませんが、毎年地道に最低賃金の額は右肩上がりを続けています。

ちなみに私の活動エリアである神奈川県では、なんとこの10年間で時給ベースの最低賃金は220円もUP!
お住まいエリアの最低賃金の推移をご覧になり、ご自身の収入の移り変わりと比較されてみるのも一興かと。
         

厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧


私は現在4つの仕事=収入源を持っておりますが、うち2つは運送仕事(出来高)、2つは時給制です。
本業の運送仕事は日給制ですが、10年前から1円もUPしてません。
副業の運送仕事もこの5年間、配達個数単価変わらず。
ドライバーとしてのスキルは確実にUPしているのに評価=収入増に結びついておりません。

一方で副業は単純な時給制の仕事ですが、皮肉なことに確実に収入増にはなっている。
例えばこの1年間の最低賃金は一昨年から25円UPしていたのですが、私は2つの副業で月に約200時間の労働をしてきましたので、単純に月5千円の昇給をしたようなものです。
年間トータルで6万円位の昇給をしているんですね。

同じことしてて1年前より勝手に月5千円収入が増える。
会社員の方々の昇給ベースってどれ位なんでしょうかね?
ボーナスなんか貰っちゃうとあまり細かいことは気にしなくなっちゃうのかな?


本業の他に副業労働が200時間? ありえねぇ〜と思っている方も多いかもしれませんが、運送仕事の無駄な部分を省き、時間を生み出すことによって実現してきた結果。1日を目一杯使えば可能だと思います。
もちろん独立自営だからできる働き方であって、イマドキ社員で年間休日3日とか月の残業が200時間なんてブラック過ぎてやってられんでしょう。

私の場合は肉体的精神的にストレスや負担が少ない副業を組み合わせて、運送仕事で稼動する時間が減ってくることを逆手に取る働き方を見つけたから良かったのですが、時間を生み出すことは可能でも、生み出した結果をどう使うかによって収入は全然違ってくる。


今回の最低賃金UPでまた時給ベースで26円UPします。
副業先は最低賃金よりもっと多い時給なのですが、毎年最低賃金UPと連動して時給ベースがUPします。
1年前との比較では大して差を感じないかもしれませんが、3年前5年前と比較すると結構大きい。
身近なトラックドライバーさん達がほとんど昇給していない(微々たるボーナスで騙されている)のを毎年のように見ているので、“もう少し働き方を考えたらいいのに”なんて余計なお世話心が働いちゃいます。

つーかドライバーの待遇を何とかして欲しい!
お世話になっている運送会社も、ヤマトの運賃値上げに便乗して運賃値上げ交渉を開始して多少なり成果は出ているようですが、一向に末端労働者に還元される気配がない。

数年前にガソリン代が高騰した時も燃料サーチャージ運動していたのに、浮かせた運賃は内部留保に消えたか現場の待遇改善には何も変化がなかったし、ドライバー達も経営に無関心なのか諦めているのか無反応。社員がこれでは上部はやりたい放題ですな。よっぽど委託のドライバーさん達の方が危機感を持って生活設計をしている。


今後も最低賃金UPが続いていくと、会社に拘束され副業すらできない社員ドライバーよりフルタイムのパートやアルバイトの方が普通に収入が上回るでしょう。いや、もうすでに上回っているかも。フルタイムならパートやアルバイトだって雇用保険・社会保険付けられるし。

どこかの記事が書いていたが、同じ収入なら事故リスク高額弁済リスクが伴うトラックドライバーやるよりは冷暖房が効いている中での仕事に人が流れるのはある意味当然だと。

収入だけが生き甲斐じゃねぇよ! という声もあるでしょう。
もちろんドライバー仕事にも面白さはあるのですが、やはり待遇問題で人手不足一直線になるのは否めない。
ある程度人手不足が解消しないと、時間や荷物に追われるだけで「自分の人生って何なんだろう?」と苦痛なだけの働き方になってしまう。

最低賃金が上昇していることを踏まえて、自分の働き方を考え直してみるのも良いかもしれません。



得意を生かして好きな時間に副業できる【ココナラ】




posted by ガラダマ at 22:48| Comment(2) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

期日前投票してきました

一気に寒くなりましたねぇ。おまけに雨続き・・・
寒がりドライバーの私には辛い季節がやって来ました。
今日、本業が待機休みで時間があるので冬物を引っ張り出してみようかと思っております。


今週末は衆院選挙、皆様は投票にいかれますでしょうか?

私は期日前投票を済ませてきました。
最近は期日前投票所が自宅のすぐ近くに設置されたおかげもあって、投票は欠かさず行うようになりました。

会社員時代は実は選挙投票には一度も行ったことがありません。
お恥ずかしながら50代になって投票デビューした次第です。
独立してみて、いかに政治と経済が身近に感じるようになったということでしょうか。
ただ、概ねいつの選挙も、どうしても票を投じたいという政党や立候補者がいない。今回も。

保身に走っているのがミエミエな候補者、選挙期間中に名前を連呼するのが仕事?としか思えない候補者、選挙後は手のひら返す態度となる政党・・・ この選択肢から投票しなければならないことに、「無理に投票することは逆に自分に嘘をついているのではないか?」という心の葛藤もあります。
まあ会社員時代には選挙や政治そのものに無関心でしたから、少しは成長したのかな?(笑)


ドライバー・運送業界としての目線で、一体どの政党なら明るい未来が見えてくるだろうかと考えてみるのだが、どこもなかなかそこに力をいれてくれそうな感じがしない。

運送業界の深刻な問題は、気合い根性論が平気でまかり通り、待遇改善をなおざりにしてきた会社や業界にも大きな責任があるが、日本全体に進行している「高齢化」に有効な対策を打てずに放置してきた国や政治のあり方にも問題の根っこがありそうだ。

年金や介護、社会保障といった政策に時間と予算を費やしているが、後手後手に回っている感が否めない。
問題の収拾に追われるより、問題が起きないような先手先手の政策に期待したいものですが。


最近は“炎上議員”と呼ばれるようなマスコミを賑わす無能な当選者達が数多く出てきてしまっているが、短い選挙期間で候補者の真の人間性を把握するのはなかなか難しい。
選んではみても、当選後は一切名前も活動も見えない聞こえないとなる人達って多いですよね?で、ようやく名前が出たと思ったら秘書にパワハラとか不倫とか・・・

これは本人にも問題はあるが、選んだ側も恥ずかしい。
人間の本質、問題の本質を見抜く力を国民の側も持たないと、せっかくの投票というシステムも形骸化してしまう。


自分の生活・身を守るにはどうしたら良いのだろう・・・
独立すると本気でそんなこと考えるようになりますね。









posted by ガラダマ at 05:43| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする