2021年01月19日

社会のルールより会社のルールを優先する職場は要注意!

緊急事態宣言が出ても昨春とは全く違い緊張感のない日本。
すでに医療崩壊は始まっており、コロナはもとよりケガや病気で診てもらえる医療機関が限られてきている恐怖。

もはや親や高齢者だけの問題ではない。
自分の子供が高熱にうなされても病院にも連れていけない、救急車が来てもたらい回しという状況が現実のものになりつつある。

私も60歳になり、これまで以上に健康に敏感に過ごすことを強いられています。

軽貨物以外でもフリーランスとして独立したならば、健康は自己責任ということを肝に銘じて欲しい。
最低でも年に1度は健康診断を受けましょう。

「仕事が忙しくて病院とかに行けない!」という言い訳は一生後悔することになります。
手遅れになれば病院に行けないどころではない、忙しかろうが何だろうが働きたくても仕事ができない身体になってしまっては元も子も無い。


緊急事態宣言が出ていようがいまいが、現在の状況では不要不急の集会など極力避けるのが普通でしょう。
しかし私がお世話になっている運送会社では、以前からずっと続けている「会議」を止めようとしない。

この「会議」という名目の集まりは社員ドライバーと委託ドライバーに分けて行われている。
以前は毎朝の全体朝礼もあったのですが、ある時に支店長が変わったタイミングで朝礼だけ廃止になった。

そもそも会社の方針で「積込み・出発を早くしよう」という努力目標的なことは言われていた。
ところがそんな掛け声とは裏腹に全体朝礼が貴重な朝の時間に行われ、作業の手を止め15分〜20分ほどの大した話ではないことに費やされていた。
こういう矛盾は運送業界には数多く存在する。

この時の新支店長は運送業においては割と頭の切れる男で、現場でくすぶっていた朝礼の矛盾に気付きこの業界には珍しく全体朝礼という時間泥棒を廃止したのです。
それ以降は全体の出発がスムースになったのは言うまでもない。

しかし会社の規模が大きくなるとやたらと人事をいじりたくなるのはどの業界でも同じでしょうか?
新支店長は約2年ほどで他の支店に移り、新しい支店長に変わるとまたもや雲行きが怪しくなる。

全体朝礼は無くなったものの社員を数班に分け、班ごとのミーティングが毎朝行われるようになった。
ミーティング自体は5分程度で終わるようだが、ひとたび誤配や事故が起きると翌朝は全体朝礼が行われる。

こういう時はLINEやメールを駆使して、夜中でも社員間に連絡が行く。このぐらいのことが出来るのなら朝礼やミーティングなどリモートで出来るじゃんと思うのですが・・・




例えば委託ドライバーだけを集めたミーティングは毎月1回の頻度で行われているのですが、8畳ほどのスペースの会議室に20人以上を詰め込んでやっているのですよ。昨年新型コロナが流行り出した後も。

特に緊急事態宣言下では密になるような集会を回避しましょうというモラルは小学生だってわかりますよね。
この運送会社は本社からは「感染しないような行動をしてください」という通達が出ているにも関わらず、8畳に20人以上を集めた密なミーティングを止めようとしない。

ミーティングの内容は毎月ほぼ同じ。
それこそ先に記したようにリモートで伝えれば十分な内容。
しかし集まりたがるんですなぁ、ガテン系の会社は。

集まる理由はただ一つ!毎月仕事の安全を保つための指導をしっかり行っていますというポーズのため。
出席者からは必ず出席証明の署名を取ることからわかりますね。
そのポーズはどこに向けてのものかと言えば本社のお偉いさんに。
本社は本社で「感染しないような行動を」と言っているのに各支店では密な集会が積極的に行われ、本社に報告を上げているという矛盾。

各支店の肩書が付いている者は出世のために必死。
だからやっていることが会社のルールしか見えなくなっている。
運送業界ではこういう本社の綺麗ごとと現場の矛盾が蔓延しているのです。他業種から運送の仕事に移ってきた人には最初に異様に映る光景です。


これだけ皆の時間を奪って必死こいてやってますアピールしていても、結局は世間ずれしたことをやっているわけで案の定他の支店で感染者が出ました。
こういう情報が内部を駆け巡るのは異様に速い。

その後いろいろなニュースを注意深く見ていましたが外部には漏れなかったようです。
正直言って全国あちこちの運送会社で感染者は出ています。
これだけ密な集まりが大好きな業界ですからそりゃあ出ますって。
ただ情報は外には漏れないですな。どの会社も。

これまでもヤマトの支店とかどこどこの郵便局で感染者が出たという報道はありましたが、大きな問題にはなっていません。
実際は支店レベルで感染者が出たらその現場はほぼ全員が濃厚接触者として仕事が止まります。大手であれば近隣の店から応援が出たりするのでしょうが、孤立して頑張っている会社は死活問題です。
世間に隠してでも営業は続けるでしょう。

怖いのは感染者が出た運送会社のドライバーが、何食わぬ顔で配達に回っている可能性があるということ。
もう誰が感染していてもおかしくない状況ですから。
特に神奈川・横浜市は年明けてからの感染拡大状況は東京都以上とも言われています。私が感染していても決して不思議ではありません。


今後どこかの運送会社でクラスター等が発生したら、あっ朝礼大好き会社なんだなと想像してください。
でも朝礼大好きなのは運送会社だけではないですよね?
朝礼で感染したなんてホントにバカバカしいですな。


ドライバーは社員であれ委託であれ、荷物を積んでからは各自転々バラバラに散っていく仕事ですから、感染の確率の高いのは朝出発するまでの朝礼やミーティングの時間なのです。
緊急事態宣言下においてもこうした感染原因・可能性を排除しようともせず、会社のルールだからというくだらない理由で止めようとしないのは、いくら綺麗ごとを言っていても社員のことより会社のことを優先する会社だと証明してしまうのです。


社会のルールより会社のルール

を優先するような会社には要注意です。








posted by ガラダマ at 15:51| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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