2021年01月15日

軽ドライバーの繁忙期と閑散期の収入差をどう埋める?

新年2週目の週末となりました。
年明けていきなり緊急事態宣言が出されるなど、お屠蘇気分も一気に吹っ飛ぶような慌ただしさ全開の令和3年のスタート。

運送業界は年末があまりにも忙しすぎるため、この1月2月はとても荷量が少なく感じる(実際に少ない)閑散期。
年間の中でもドライバーが最もリラックスして仕事ができる期間ではないでしょうか。

ワガママを言えば、「荷量が多すぎるのも困るが、少なすぎるのも困る」ということですね。
殺人的な12月と稼げない1月2月。
このギャップは会社員の方には理解し辛いかなぁ。

正社員のトラックドライバーは表向きは給料制がほとんどと思うので、繁忙期と閑散期で基本給は変わりません。
せいぜい繁忙期手当みたいな一時金で従業員の不満のガス抜きを図る会社はありますが。

昨年はコロナの影響で夏の賞与はともかく、冬の賞与は大きくカットされた労働者は多かったようです。
通常なら11月・12月の繁忙期を何とか頑張れるのは冬の賞与のおかげ。

ところが楽しみにしていた冬の賞与がゼロ、もしくは大幅減で終わってしまったからさあ大変!
ただでさえ安い給料でこき使われているトラックドライバーのモチベーションはガラガラと音をたてて崩れ去っていく。
もし緊急事態宣言の効果も薄くコロナがゴールデンウィーク頃になっても沈静化しなければ、夏の賞与も危うい。




会社員は収入に占める賞与の割合が大きいから、会社の業績や将来性に暗雲が立ち込めれば何とか給料を死守できたとしても、賞与分の減収は死活問題に直結する人が多い。
賞与が支給されるのが当たり前と言う感覚で暮らしている方々は、例えこれまで普通に支給されていたとしても今年以降は少々注意された方がよろしいかと。
既に巷では住宅ローン破綻や家の売却相談が増えているらしい。


一方、フリーランスや個人事業主においてもコロナの影響は深く影を落としている。
社員の賞与カットや減給が実施されているということは、外注である請負業務に支障が無いわけがない。

今のところ宅配系の仕事は需要・荷量が減っていないので今すぐどうこうということは無さそうです。
しかし昨年のような軽ドライバー参入者増が続いていくと、単純に一人当たりの荷物は減るため個数単価制の仕事は稼げなくなるし、マッチングアプリ系の仕事ではエントリーしても仕事にありつけないような事態が増えていく。

私が従事している商業貨物・BtoBの仕事も昨年は荷量がかなり落ち込んでおり、これからお店や会社の廃業・倒産が増えていくことから更に荷量が落ち込むことも予想される。
もしそうなると委託契約も稼働日数を減らされたり基本報酬の減額なんていうこともあり得ます。最悪の場合は委託人員の削減に着手してくるかもしれません。
まずは社員の雇用を守ることが優先されますからね。




さて、現在のような緊急事態ではなく平常時において年末繁忙期と閑散期では、どれぐらいの収入差が出るものなのでしょう?
これから軽貨物を始めようと考えていらっしゃる方は、求人の上っ面の収入額は繁忙期の良い方の額と心して検討してください。

おおよそ求人上の参考収入例というのは、業績の良い時期での額として考えてください。一応実例ですので広告に嘘・偽りは無いのですが、その額がその会社での安定した収入とは絶対に思ってはいけません。

例えば求人広告上で「月収50万円以上も可能!」なんて言う甘いキャッチコピーをよく見かけると思いますが、「可能」表示の契約はインセンティブ含みの場合が多く、初心者は滅多に達成できません。
個数単価制の宅配なら1日平均150個以上配完を毎日続けて何とかクリアできるかどうかです。

しかも毎日150個以上の荷物を割り振られるというのもエリアにもよるし時期が限られます。
繁忙期には150個以上割り振られることもありますが、閑散期では100個に満たないことも珍しくない。

例えば配達単価を1個150円として、繁忙期と閑散期の1日辺りの荷量差を50個とすると「日収7,500円」の差が出てきます。
月に24日稼働として比較すれば収入差は180,000円!
現実に20万円ぐらいの月収差は普通にあり得ます。

先月は売上げが45万円ありましたが今月は27万円でした、と言う感じ。
しかも売上数字から経費を引いた額が手元に残る金額です。
ガソリン・メンテ・駐車場・保険・請負先への手数料等で月に7万〜10万円ぐらいは経費で飛んでいきます。もし車をローンで購入又はリースするなら更に2〜3万円の経費が加わります。



軽貨物を始めるなら求人や面接で聞いた売上げからマイナス10万円が手元に残る所得というイメージで考えましょう。
それでやっていけるのであれば頑張れば良いし、現在の生活を維持するのが難しいのであればコロナ禍の中ではおススメいたしません。

宅配の場合はコロナ禍でもステイホームでの需要(ネット通販等)があるのでまだマシです。
BtoBの配送の場合、納品先がバタバタと倒産・廃業・休業・営業時短していく中では荷量や売上げは期待薄です。
BtoBの仕事は日給制が多いので、徐々に委託ドライバーの稼働日を減らすことで運送会社や荷主は経営の調整に入っています。

簡単に既存のドライバーを切れないのは、景気が戻ってきた時に信用できるドライバーを再確保するのが難しいことをわかっているからでしょう。
日給制なので稼働していない時の報酬を出す必要がないことも、請負ドライバーを飼い殺しておく理由の一つ。
これが良いことなのか否か。




個人事業主であり雇用契約を結んでいない立場ですから、業務委託契約上でよほどの特別条項が無い限りは副業しようが他の運送仕事をしようが自由なはず。
ましてや稼働日を減らされることはドライバーが求めたことではないので、そこに他の収入・仕事をはめ込んで生活を確保することは何ら後ろめたいことではない。

企業が経営のために必死ならドライバーだって生活のために必死。

いいように相手に振り回されてばかりではいけません。
サラリーマン脳のまま軽貨物を始めれば、相手のルールでしか働けなくなってしまいます。

あくまでもメインの契約は一つの収入手段と割り切って下さい。
自分の生活をその一つの仕事に捧げることはとても危険。
複数の収入手段を持つことで月の収入を安定させることができます。

1日は24時間。1月は30日前後。1年は365日(366日)。

これは誰にでも平等に与えられています。
いかにここを効率よく使い切るか。

稼げない仕事に丸1日費やしていないか?
空いた時間や休みの日を無駄に過ごしていないか?
自分の可能性を広げようとしているか?



朝から晩まで狂ったように配達しまくって1日12,000円ぐらいにしかならない仕事なら、10,000円の仕事+5,000円の仕事というような働き方は絶対に考えてみるべきです。
繁忙期と閑散期のギャップを解消するヒントにもなります。

軽貨物初心者であるなら、求人の月収の根拠と年間平均の実態をよく吟味してください。
特に繁忙期と閑散期のギャップ対策は必須です。


ネットショップ作成が、今までで1番簡単に。

ネットショップをつくるのに、もう「勉強」と「お金」は必要ありません。

今までECサイトを作りたくても時間・お金・技術さまざまな理由で
始められなかった、そんな全ての方の悩みを解消するサービスです。

現在20万店舗が登録し、国内最大級のネットショップサービスです、

ぜひこのサービスをお試しください。

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3H3DO4+GAFZN6+2QQG+5YRHF




posted by ガラダマ at 17:33| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。