2020年11月16日

オリンピック、この状況で本当にやろうとしているの?

IOC会長が来日し菅首相と会談が行われました。
てっきり今回の東京五輪の中止もしくは再延期を匂わせる発言があると思いきや、なんと「観客を入れた形での開催を実現し、必ず成功させる」と意気揚々に述べている。

報道のコメント欄には多数のツッコミが当然殺到しています。
「医療用高機能マスクをつけて来日とか、日本が危険地域だとわかっているじゃないかw」
「バッハのマスクが全てを物語っている」
「それだけ厳重防備してくる環境で五輪開催とか?」
「IOCのお膝元のスイスはコロナは終息したの?」
「利権者同士の談合みたいな印象だが?」


いつも通り国民は蚊帳の外でお上の都合で物事が決まっていく。
もちろん経済も好調で平和な時はそれでも良いのですが、世界的にコロナが終息どころか第3波で混乱に歯止めがかからない状況で、平和の祭典であるオリンピックをこのタイミングで開催の実現と成功を約束するような発言がどの口から出てくるのだ?

やはりオリンピックはもはや平和の祭典ではなく、商業主義の象徴となってしまっている。

例え無観客で開催が合意に至ったとしても、日本人だけが関わるイベントではない。
選手・コーチ・関係者は各国から入国してくるわけだし、審判団も国内ですべて補えるわけではない。
報道関係者だって多数入国するであろうし、国内のコロナウイルスとはまた違ったタイプのウイルスが侵入する危険性も高まる。

いつもだとオリンピック開催時はテロの脅威が真っ先に取り沙汰されるけど、今回はテロより防ぐことが困難な相手ということでしょうか?


春先でコロナが世界中に蔓延しだした頃、カナダは真っ先に東京五輪への選手団の派遣を見送る方針を発表していました。
当時より世界中で状況が悪化しているわけですから、いくら日本やIOCが「五輪、やるよ!」と音頭を取っても大事な各国の選手・コート他関係者をそれぞれの国が積極的に送り出すでしょうか?
いや、選手当人だって代表の名誉より家族や命を優先にすると思えるのですが・・・

もし今回の五輪が日本ではなく他国の開催だったら、日本の代表選手達はどう考えたか?


まあ私達が生きている間にオリンピックが日本で開催されるのは今回が最後になるかもしれない。
参加したい、生で観たい、というのは当然ある。
しかし自分たちの生活自体が脅かされているような今の環境では心から楽しめないという不条理。

ギリギリまで参加の方向性で努力していくことは関係者としては当然かもしれませんが、政治家はそうしたければまずはコロナ対策に本腰を入れた姿勢を示さないと国民は納得しないし協力もしないでしょう。

オリンピックはやるけどコロナは国民で何とかしてね!

こういうニュアンスの政治家の姿勢や発言が、東京五輪の開催の見えない壁(国民の反感)になっていることをわからないかなぁ。





posted by ガラダマ at 16:08| Comment(0) | コラム:感性貧語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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