2020年01月18日

また過積載案件を振られたよ!コンプライアンスが徹底できない運送の世界

幸い積雪には至りませんでしたが時々雪まじりの雨が降り続く横浜エリアです。

さて昨日の金曜日、いつもの通りに軽貨物の仕事をしに運送会社に行き当日任されている案件伝票に目を通しておりましたところ、「ん?」と2度見をした案件が混じっておりました。

私の配達エリア内にある大型団地で大規模修繕工事が行われているのですが、その現場宛ての荷物(セメント袋)の伝票です。
実は今月に入りその工事現場には何度かセメント袋を納品しに行っていたのですが、それまでは毎回2〜3袋、重さにして50s〜75s程度でしたので何も問題ありませんでした。

ところが今回は同じ現場宛てで500s(25袋)!
いつも委託に任している現場宛てだったのでてっきり内容を見ずにこちらに振ってきたのかと思いきや、会社側でしっかり内容を知っていたではありませんか。

当然のことながら軽貨物で運べる重量ではないため会社側に伝票を戻したところ、「セメント袋でしょ?25袋なら軽でも積めるでしょ?」と信じられない回答が。

確かにセメント袋であればサイズ的には25袋どころか50袋も70袋も積もうと思えば積めるでしょうよ。
でもね、運送業で看板出しているなら車両による過積載がどのぐらいなのかを知っていなさいよと。

明らかに過積載とわかる今回のようなケース、委託だろうが社員だろうがドライバーにやらせてはいけないし、ドライバー側も絶対に請けてはいけません。
もし拒否したことでドライバー側に不利益な仕打ちをしてきたなら、即、パワハラで訴えましょう!
訴訟になれば会社側に大きなダメージになるのは間違いない。下手すれば営業停止もんですね。


ちなみに2回に分けていけばいいじゃん!と思うかもしれませんが、会社のルールで同じ納品場所に口割れ(2回3回に分けて)で納品することを禁じているので、今回のように軽で過積載になってしまってはでどうすることもできません。

なぜそんなルールが存在するかというと、過去にも軽自動車で1回で運べない案件(その時は重量ではなく箱が大きすぎて)があり、2回に分けて先方に納品に行ったところ、先方の担当者が「同じ案件の納品立ち合いに何度も足運ばせるな!おたくはトラックがあるのになんでこんな大きな箱を軽で何度も納品に来させるんだ?」と怒らせてしまった経緯があるため。

普通に考えて軽貨物に1回で積めないようなボリュームを運ぶのがトラックの役目だと思いません?
重量物もそうだしサイズ的にもそう。しかも忙しくもない時期だし。


以前にも新規で営業が受注してくる案件で建築現場宛ての荷物が増えてきたことを書きましたけど、マンションならともかく戸建ての案件ってトラックで入っていけない場所が結構あるのに、来る荷物は重量的に400s〜500s以上が多く、軽の委託は全員が当然に拒否するためトラックドライバーが泣く泣く運ぶ羽目になる。

現場1件終えるのに1時間以上かかることは当たり前だし、当日の全体の荷量が少なければ現地で待ち合わせてトラックから運ぶのを手伝ったりしますけど、まあ他の利益率や労働対価を重視している会社ではまず請けない仕事ですね。

実際に営業活動してみるとわかりますけど、建築系の荷物って飛び込み営業かけると結構案件取れたりするんですね。私も軽運送業を開業して4〜5年した頃によく飛び込み営業してましたけど、建築系の案件は成約寸前までいったことが何度かありました。

しかしどれも金額が安すぎる!結構重い荷物を運ばなければいけないのにこの金額じゃ請けれないなぁと、結局はやってませんけどね。




運送会社の営業がホイホイ仕事取って来れる理由はそういうことです。他がやらない仕事だから回ってきてしまう。営業もとりあえず何か仕事取って来ないと自分の身が危うくなるからなりふり構わず労働対価の低い仕事を取ってきてしまう。

とりあえずそれで成績に結びつくのがホワイトカラー。
結局いつも割を食うのは末端のドライバー・・・

これも運送業のおかしなビジネスモデルの一部にすぎない。


結局冒頭の会社に戻した過積載の案件は他のドライバーが行ってくれたようです。
当たり前のことなのに何か軽ドライバーが楽してるような目で見られるのが嫌ですね。
でもちょっと気の弱いドライバーなら黙って請けちゃうんでしょうね。ただそれはお互いのためになりませんから。

いつも言ってますけど会社の命令より法を順守する方が優先するんです。世の中のルールに精通しておけばこういう理不尽な指示に胸張って「NO!」と言えるんです。

運送業の世界はいまだにこういうことを平気でやっているので注意しましょうね。
過積載で捕まったら会社の指示だろうが何だろうがドライバーとして終わってしまいますよ!




posted by ガラダマ at 23:49| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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