2019年06月03日

選択肢はドライバーにあり!

令和になって1か月が過ぎましたが、皆様の生活には何か変化がありましたでしょうか?

年中忙しそうな宅配の仕事とは違い、商業貨物便というジャンルは繁忙期・閑散期の差があります。特にここ数年は日本人の慣習が変わってきたのか、お中元お歳暮の類の荷物が以前に比べて明らかに減っています。

景気の影響を受けるボーナス商戦時期もさして盛り上がりを感じず、家電等の小型化や店舗の在庫調整による小口発送化によりトラックの稼働率も悪くなってきているようです。皮肉にもトラック稼働率が低下しているからドライバーの人手不足が何とかなっている(笑)



皆様もお気付きでしょうけれど、最近宅配で荷物を運んでくる業者がいろいろ増えたと思いませんか?
昔はほぼ佐川急便・ヤマト運輸・日本郵便・日本通運(実際は大手のユニフォーム着用の委託かも知れませんが)のいずれかでしたが、聞いたことのないような社名やアルバイト・フリーター風の服装とか。パッと見、何が届いたのか思い浮かばなかったりします。

アマゾンも佐川が降りヤマトが悲鳴を上げたため、デリバリープロバイダーという協力会社に重点を移してみたのですが、これがまたすこぶる評判が悪い。ヤマトのきめ細かいサービスと比較すればどこの業者でも劣るのは仕方がないのですが、仕方がないで済まされないレベル。ネット上では悪評が飛び交っていますし私も実際デリバリープロバイダーの配達で嫌な思いをしました。

アマゾンがデリバリープロバイダー構想を発表した時に、選ばれた運送会社のうちの一つの会社の社長が鼻息荒く「ドライバーを1万人確保する」と大風呂敷を広げておりましたが、私はドライバーの質の低下を心配しておりました。

ただでさえ人手不足の運送業界にドライバーを1万人確保なんて正気の沙汰ではない。あの手この手で無理やり人をかき集めたって短期間で戦力になる者がどれだけになるか想像できそうなもの。特に運送業界は人を育てるのが上手くないわけですから、この経営者も降って湧いた新事業に目が眩み地に足つけた運営が出来ていないのでしょう。他のデリバリープロバイダーの評判も酷いものです。


私は常に求人チェックしている関係で、明らかにデリバリープロバイダーとわかる業者に仕事内容の問い合わせをしてみました。やはり仕事はアマゾンの宅配で条件は最低でも1日8時間以上、週5日以上。荷物数のノルマは無いとは言っていましたが問い詰めたところ徐々にノルマ的に数量を増やすとのこと。

まあこれは一般的な軽運送業の仕事と言えます。特に厳しいという内容でもないし普通に月30万以上にはなる働き方。
独立したといっても以前はこういう会社員的な働き方が軽運送業のスタートとしてポピュラーでした。副業やり放題・人付き合いのない気楽さと社会保険自分持ちのデメリットを天秤にかけるような感じです。



しかし今は軽運送業の世界は大きく変わりつつあります。
まず上記のような金太郎飴のような働き方から人それぞれにカスタマイズ可能となる働き方が選べるようになって来ました。午前だけ働きたいとか週4日だけとか自由度がかなり認められている求人が増えています。まあこれはあまりの人手不足で条件を相当緩めないと人が集まらないという部分が大きい。

支払いサイクルも短くなっています。旧態依然の運送業界は末締め翌々月払いみたいな2か月後というのが多い。私もそうです。しかし今は会社員と同様の翌月払いは当たり前、アマゾンは毎週給料日です。こういう部分も人手不足対策としては有効ですね。

時給制も何故か増えている。ドライバー初心者でも最低限の収入は確保できるので、まあアルバイト的に始めるのであれば良いかも知れません。慣れたら配達個数単価制の仕事に移れば良いし。これも入口のハードルを低くするという人手不足対策の一つでしょうか。

中間搾取排除の流れが出て来ました。人手不足の原因は元請けのような中間搾取者が間にいることでドライバーの報酬が押さえられていることにもなる。荷主の払う金額が一緒でドライバーの報酬も増え、そこにドライバーが集まるという好循環が生まれれば労働時間減少にも繋がっていく。デリバリープロバイダーのような中間搾取するだけで荷主や物流の評判を下げる存在は不要という雰囲気は大きくなってます。

究極の働き方はアマゾンやピックゴ―のようにアプリ登録型でやりたい時だけやれるという契約。「明日ちょっと時間出来たから」なんて時に選択できる仕事の中からピックアップしてプチっとクリックするだけ。やりたくない時は何も選択せずにしていればOK。事前シフト制とも違い完全に自分の都合でやるやらないを決める事が出来る。こんな働き方が軽運送業の中で広がっています。軽運送業以外にも何かやりたい事がある場合などはこちらを副業として取り入れれば時間の有効活用が出来ますね。



運送業界も長時間拘束・ハードというイメージを払拭し、収入も見合ったものにしていけば人手不足解消に向けての道筋は残されていると思います。ドライバー主体に働き方が構築できるのであれば、副業と組み合わせる等で収入の可能性は大きく広がっていきます。それは私が実践してきたので間違いのないところ。

過去に囚われず今の軽運送業の可能性をしっかり把握できれば、多くの人に働き方の選択肢として加えることが出来ると思います。もう「この仕事で一生食っていく」というような時代ではないですよね。働き方・収入の作り方は自分で考え構築していく時代。どこかに雇用され他人の時間で生きることが、貴方が生まれ・存在している意義なのでしょうか?





posted by ガラダマ at 11:39| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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