2018年09月29日

労働と事故の因果関係

朝晩は「寒い」と感じるような季節になりましたね。
1ヵ月ぐらい前までは暑さにウンザリしていたというのに。


また大きな台風が接近してくるようですが、困ったものです。
トラックや軽自動車が強風でいとも簡単に横転する動画を見ましたけど、台風の中で配達していれば自分が車ごと飛ばされる可能性があるという中で、本当に仕事をしなければならないのだろうか?と考えたりする。

運送会社的には「安全第一」「無理するな」と朝礼なんかでは言っているが、ちょっと荷主から問い合わせがあれば、「今向かっている最中です」みたいな現場に対して無責任極まりない対応をしていたりする。結局は社員より会社第一主義、「安全は二の次、無理して来い!」というのが本音か。
だから事故は無くならない。


ニュースでは毎日のように大型車の事故が報じられているが、大型車はちょっとした事故でも人身・物損のダメージが半端ないため、どうしてもマスコミの扱いは大きくなり、世間の印象は悪くなってしまう。

ところが最近の世間の反応を見ると、事故を起こしたドライバーに対する風当たりより、まず事故が起きた背景が会社の働かせ方に問題があるという前提でのコメントが多いことに気付きましたか?これは数年前のスキーバスの事故あたりから顕著になってきている。

運送業界以外でも労災に関する報道が増えていることも、企業・会社のモラル・コンプライアンスの欠如にようやく皆が気付き出したということか。ただし気付いても保身のためにまだまだ動けずに我慢している人は多いので、いつまでたっても企業・会社は襟を正そうとはしないのか。


深夜まで残業しても、翌日は早朝に出勤してきて作業しているドライバーは実に多い。次の勤務まで一定のインターバルを空けなければいけないという決り事は一体何なのか。この業界には全く浸透していないし守ろうという雰囲気すらない。理不尽な指示に従うしかない働く側にも法の知識が欠けていることも問題だなぁと思う。

速度超過・積載超過・労働時間超過しないと会社が存続できないような働き方が蔓延しているのに、どこからも強く踏み込んで来ない(来れない)のは、運送という仕事がコンプライアンス順守すると成り立たないことを国や業界が熟知しており、取り締まってこの国の物流が大混乱に陥ることを避けたいという闇のセーフティが支配しているからではないか?

そんな労働環境で心身ともに疲労していけば事故を起こす確率は相当高まる。以前は事故は単純にドライバーの責任という片付け方をされていたが、「働き方」が注目される昨今、事故の裏にある要因を皆が考えるようになり、ドライバー個人より会社・企業への責任追及という流れが生まれてきたのだと思う。

人手不足で運転仕事に適しているとは思えない高齢者や未熟な若年ドライバーを起用しての事故が多いのも最近の報道で感じます。
私ももう高齢者側の立場になってきたので、キツイ労働が続けばどういうダメージが体に蓄積するかはよくわかります。なので運転仕事は長時間やらなくても収入を確保できるマルチワークスタイルを取り入れているわけで、もし、ドライバー仕事がとても負担に感じるようになったら、大きな事故を起こす前に違う働き方を模索してみるのもアリかなと。

自分に正直に生きないと、そのツケはどこかで身に降りかかってくるかもしれません。



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posted by ガラダマ at 09:13| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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