2018年03月02日

内部留保はどこへ?

冬季オリンピックも終わり、また現実の日々が戻ってきました。

開幕前はいろいろと叩かれていた今回のオリンピックも、日本選手の活躍が随所に見られ終わってみれば結構楽しめた大会だったのではないでしょうか。
それにしても相変わらずのマスコミの行き過ぎた取材は、ちょっと見苦しさを感じますね。


オリンピックやワールドカップ等、大きなスポーツイベントがあると、必ずジムやスポーツ施設が賑わいます。
副業のインストラクターの仕事でも、特需というか一時的に来場者が増え(ほとんどが長続きしないニワカトレーニング志願者ばかりですが ^^;)忙しくなったりします。

アスリートに触発され行動を起こすこと自体は良いこと。
何かキッカケがないと動けない人にはチャンスなんです。
しかし、その熱い気持ちもそこそこにせっかく始めたのにすぐリタイヤしてしまう人がなんと多いことか。
この傾向、スポーツに限ったことではないかもしれませんね。


先月、また1人トラックドライバーが辞めていきました。
彼は30代前半の妻子持ちで5年ほど前に中途入社してきたのですが、すぐに職場内ではリーダー的な立場となり貴重な戦力として活躍していました。
そんな順風満帆に見えていた彼がなぜ辞めてしまったのか?


ドライバーが辞めていく理由としては、「待遇」「環境」「健康・体力」のいずれかに当てはまるようです。
今回辞めてしまった彼の場合は待遇の不満が大きいようで。
長時間労働に見合う給料ではないし職的に将来が不安だと。


どの職業でも会社員の場合、待遇は自分ではどうにもできない。
もちろん頑張りを評価してくれる会社ならやりがいも生まれるでしょうが、今日もニュースになっていましたが企業の内部留保が四半期ベースで過去最高になっているのに、賃金には還元されていないのだと。

運送業に関しては内部留保云々の前に、ドライバーに賃金がきちんと配分されないビジネスモデル自体がおかしいのだとこれまでもお伝えしてきました。
安い労働力前提で運賃を設定し、目先の売上げを作りたいがために劣悪な条件の仕事をホイホイと引き受ける。
見かけの数字が積み上がれば現場の状況などには興味のないような経営者が多い業界だなと感じます。

大体、人件費において従業員に回す金額は後回しで、求人に費やす金額の比率が大きい業界ってどうなんだ?
労働環境の改善をしないから人は集まって来ないのに、職のイメージを払拭しようと考えられないのだろうか。
全国のドライバーが本気で怒ったら、この国の物流は吹っ飛ぶぞ!



他の職種に比べると、ドライバー職においては会社員も個人事業主も立場的・経済的には大差はありません。
むしろ副業自由で待遇を自分で変えられる委託の方が、可能性という部分では絶対的な有利性を感じます。
ただし、自分で考え行動し上昇志向を持って継続できるなら会社員より満足度を高められるということ。


国や企業の動向に依存・左右されるのではなく、自分で創り出してこそ本当の働き方改革と言えると思います。
今の世の中の機運はそれを可能にできるチャンス。
せっかくの人生、ちょっとワガママしてもいいんじゃない。







posted by ガラダマ at 23:26| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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