2017年04月21日

瓢箪から駒

先月・今月と軽運送の仕事で土曜稼動が続いているおかげで、結構な収入になっております。

軽の委託仕事の場合、日収制・配達単価制・時給制等、いろいろな契約形態があり、どれが一番理想的なのかは評価が難しい。
しかし、仕事に慣れて労働時間を短縮できるようになると、普通のバイトに比べればそこそこの収入となる(なるはず?)ので仕事としては悪くないと思えたりする。
とにかく時間が経つのが恐ろしく速く感じる世界です。


毎日安定(?)して配達の仕事ができるのも、日々荷物がちゃんと到着してくれるおかげであり、夜中に物流を支えて働いてくださっている方々の労力あってのこと。

私がお世話になっている運送会社は、全国にネットワークがある中の横浜支店という位置付け。
夜中の間に全国から20台以上のトラックが横浜支店に荷物を運んで来ています。その物量は毎日50トン以上、繁忙期には100トンを超えたりする。
この量を20台ほどのトラックと10台前後の委託の軽で配達し、同時に集荷作業も行っている。

委託や社員ドライバーが仕事を終え帰った後、今度は夜勤と呼ばれるメンバーが活躍する時間。
当日集荷してきた荷物を関東の主要拠点に回送するためのトラックに積込みする作業と、夜中に到着する荷物を配送エリア毎に仕分けする業務を行っている。

先日、新車トラックで物損事故し無期乗禁となった社員トラックドライバーさんは、その後この夜勤に配置転換させられて働いております。
本人曰く「運転しない仕事がこんなにも気楽だとは」と。

運転ストレスから解放されたのと、基本的に残業がなく始まりと終わり(PM10:00〜翌AM7:00)がキッチリしているので副業がやりやすく収入が増やせると喜んでおりました。
実はトラックドライバーと夜勤の収入がさほど変わらないという驚きの事実があったりする。

夜勤は深夜給扱いですから意外に収入になるんですね。それに加えて勤務時間もハッキリしているので自由時間の予定が組みやすいという利点も。
すぐ辞めると言っていた彼も、社員というメリットを残しながら副業収入を加算できる旨味を考えると、下手な転職をするよりはWワークで40万近く稼げた方が利口かも と考えを新たにしているご様子。

会社が副業を認めているかどうかはわかりませんが、基本給10万円なんて妻子を養うに十分とは言えない給料ですから、黙認しないと社員がいなくなる危険性は上司もわかっているようです。実際、休日にバイトしている社員ドライバーさんはいるようですから。


時間に融通がきかず稼げない社員トラックドライバーも、時間に融通がきく夜勤に移って副業収入を持つことにより、生活に余裕が生まれる・・・

なんか複雑な感情が芽生えそうですが、一向にドライバーの地位向上が図られずビジネスモデルがおかしい今の運送業界のあり方が改善されないのであれば、ちょっと工夫好きのドライバーは上記のように働き方を変えてしまう人も出てくるでしょう。

「いつでも空いた時間にちょこっとできる」なんていう、登録しておけばドライバーのスマホに仕事案件の連絡が直接来るシステムも出てきていますし、ドライバー職も一つの会社、一つの仕事にぶらさがっているだけでは、生き残れないかもしれません。
自身の待遇改善は自身で考え動くこと。


ドライバーから夜勤へ。
会社を辞めずに転職する。
福利厚生はそのままに、収入の可能性を大きく膨らます。

無期乗禁の彼が副業ではまれば、まさに“瓢箪から駒”

転んでもタダでは起きない発想は大事ですな。



ネット印刷のラクスルが提供する物流シェアリングエコノミーサービス「ハコベル」






posted by ガラダマ at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
積荷オヤジ様、こんばんは。

ちょっとご質問なのですが、お客様との雑談は
どのように行っておりますか?

積荷オヤジ様がお客様と雑談をされていらっしゃる
と度々本ブログで拝見致しました。
最初の話のつかみとしては「今日暑いですね〜」
みたいな感じでもいいのでしょうか?

ちょっとしたアドバイスを頂けますと幸いです。
Posted by リバー at 2017年04月26日 19:49
リバーさん おはようございます。

お客様というのは配達先のことですよね?

話すキッカケとしては天候・気候ネタは、まあ定番ですから誰もが自然に口にするので良いのではないでしょうか。

宅配と企業便ではターゲットの属性も違いますし、相手が忙しそうにしているか、話好きなのか等にもよります。企業便の場合は得意先とは週に何度も会うけど宅配はリピーターでもない限り話を深めるまでに至らないのでは?
まあ一件で10分も20分も話されると自分の仕事に影響がでちゃいますけど(笑)

ただ、名刺と同様に個性を重要視するなら会話のセンスは重要だと思います。これはちょっと時間をかけて相手との関係を深めていく必要があります。

私が現在元請けとしてお付き合いさせていただいている企業様との関係も、相手先の営業マンとバカ話をしながらキーマンに辿り着くまでのプロセスとして、会話力が役に立ちましたから。

TPOにあわせて会話の引き出しをたくさん持っていることは、ドライバーとしてこの上ない武器になると思います。だから私は読書を欠かさないのです。

マニュアル的にやろうとしても、ぎこちなくなるだけです。相手を観察しながら自分の個性を効果的に伝える感じで良いのでは?
まずは自分の引き出しを増やすことに注力していきましょう!

Posted by 積荷オヤジ                                                            at 2017年04月28日 06:14
積荷オヤジ様

早速お返事くださいまして誠にありがとうございます。
軽配送に大分慣れてきたのはいいものの、最近は
配達先に配達して終わりという「ただ」の配達マン
と化しているので危機感を覚えております。。

私が現在請けている案件は企業便で、それこそ毎日の
ように配達するお得意先様もありますので、ちょっと
した会話を通じて、関係を深めていきたく考えております。

会話の引き出し…私が自分に足りていないと痛感する
部分でございます。
本は少数持っておりますが、ビジネス本が中心です。
次回本屋に行った時には、他ジャンルも分け隔てなく
チェックしてみます。

ちょっとしたコメントでも、いつも迅速にお返事頂き
大変ありがたい限りでございます。
またちょっとしたことをコメントさせて頂くことがあるかもしれません。
ご迷惑をおかけしますが、日々努力して参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます。
Posted by リバー at 2017年04月28日 23:38
リバーさん 

「ただの配達マン化」という危機感に気付いた、ということは大事だと思います。そこから自分は“どうなりたいか”と発展していけるわけですから。その伸びしろがあるかどうかで今後、長く続けていける人と挫折する人に分かれていくと思っております。

単なるドライバーで終わりたくないですよね(笑)
Posted by 積荷オヤジ at 2017年04月29日 04:24
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