2019年11月02日

量より質!

繁忙期の足音がヒタヒタと忍び寄ってくる11月になりました。
今年は年号も変わり増税もあったのですが、特筆するほどの恩恵は運送業界にはなかったようです。

Amazon Flex や ウーバーイーツ といった登録型の働き方が注目を集める一方で、業界トップのヤマト運輸が大赤字と迷走していることで運送業界の将来像が混沌としてきました。
働き方改革の流れに乗った新興勢力と流れを誤った旧勢力という図式になりましょうか。もう社員という偽りの安心より、自由という潜在的願望を満たす働き方が勝つ時代になってきたのでしょうか。

片や朝から夜遅くまで働かされて40万稼げるかどうかという働き方と、片や昼間好きな時に働いて20万ぐらい+副業で10万ちょい稼げれば良いという働き方。
皆様ならどちらを選択されるでしょうか?

私は軽運送業スタートして最初の頃は前者であり、経験を増すごとに後者のタイプになっています。不思議なことに働かされている状態から好きに働く状態になるにつれ収入が増えていってます。これは自分にとって凄く自信になっています。
たくさん働けばいいってもんじゃねーなと。量より質ですね。


運送の仕事にも似たようなことが言えます。たくさん運べばいいってもんじゃないよねーという荷物。

運賃って大体が重量と距離で決まります。後は付帯作業の有無とか難易度とか。これは引っ越し業者の運賃体系と似ているところがあって、例えば車が入って行けないとかエレベーターが無く手運び階段上げ、一人では荷降ろしできないものとか・・・

難易度が高く運賃が割に合わない仕事は大抵大手は敬遠し、中小の運送会社が競って奪い合うような構図になる。だから運賃は上がらないし逆に値引き合戦みたいなことをいつまでも続けているからドライバーの給料は上がらない。
質より量で稼ぐしかない仕事には人は集まらないし、この先も稼げるように思えない。


自分がお世話になっている運送会社にもそのような傾向がみられるのが悲しい。
運送会社の営業も何かしら仕事を取って来ないと自分の立場が危うくなるので、質より量的に仕事をかき集めて来る。運送仕事に限らず新しく獲得できる仕事なんてそうそう美味しいものは無いですよね。ここ数年新規で回ってくる仕事はホントに質が落ちてるなぁと感じます。

他社がやらないような仕事を平気で取ってくる。しかも運賃も安い。中には明らかにやらない方が良いものもあるのですが、社畜と化したドライバーはただ運ぶだけ。会社は見せかけの売上が増えるなら中身はお構いなし。経営的にはプラスにならない仕事なのでドライバーは苦労する割に給料は上がらない。労働対価は悪くなるばかりですけどそこを深く考えないからドライバーはいつまでたっても地位向上を果たせない。

ここで首切られたらもう行くとこ無いという弱みを会社につけ込まれて、低賃金長時間労働という働き方に文句も言えずそれが当たり前になってしまっている。


そこなんですよねぇ、問題は。
労働時間という「量」が増えても給料が増えないことをもっと突き詰めていかないと。
自分の働き方の「質」を追求していかないと社畜で終わる。給料が貰えるものと考えている限りは会社にいいように使われるだけ。自分で働き方や収入手段を本気で考えた時、新しい景色が見えて来るはずです。

雇用されることが生きる手段の全てと考えてはいけない。
「量」で働ける人間なんていくらでもいます。「質」で働ける人間は雇用されないことにチャンスを感じます。

今の仕事を辞めて生きて行く方法を3つ考えてみてください。

1個も思い付かない人は危険です。情報弱者かもしれない。
無理やり考えてください。実現性が薄くてもよいので自分の常識を外して考える習慣をつけましょう。

量より質の働き方を意識すれば発想が豊かになります。豊かな発想の中から自分に合ったものがきっと見つかります。量に流される毎日では人生を楽しむ暇も無くなってしまいます。

せっかくの人生、自分が確かに「そこ」に存在したという足跡を残したいなぁ・・・





posted by ガラダマ at 06:54| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする