数年前から一般の方もよく耳にするようになったブラックフライデーというイベント。
名前の印象からは何か不吉な感じもいたしますが、消費者には嬉しい大セール!
と言っても日本ではまだまだ定着するのはこれからかな?という感じがいたします。
Amazonも今週末はブラックフライデー企画やってますね。後でゆっくり物色してみよ。
日本のCMや広告よりAmazonでイベント告知やった方がよっぽど認知度が上がる。
増税後、ハロウィンの次に訪れた消費イベントですが、皆様の購買意欲はいかがですか?
増税前に日用品の駆け込み買いだめした方はもう買い物する余力はありませんか?(笑)
全国的に実店舗でもブラックフライデーにかこつけたセールが行われていますが、そう言えば今週はボジョレー・ヌーボーというイベントもやっていたような・・・
ボジョレー・ヌーボーってすっかり死語になってますな。
「今年はボジョレーの当たり年!」「50年に一度の出来栄え!」「世界で一番早くボジョレーが味わえる幸せ!」みたいなキャッチコピーに毎年感化されていた人たちは今どこにいったのかな?
私の中では「ボジョレー」と「恵方巻」と「アパレルの来年の流行」は消費者が丸め込まれる典型的な3大誘導型イベントと思ってます。
ボジョレー・ヌーボーがそんなに待ち遠しいほど美味しいと思ったことはないし、恵方巻は流行(?)する前からこのブログでも「大量生産の縁起物なんておかしいでしょ?」と解説してましたし、「来年のトレンドは水玉!」みたいに勝手に流行を決められ、それに操られ従順に従う消費者という情けない構図。
いずれのイベントも消費に結びつけようという売り手側の無茶振りなのですが、それに乗せられてしまう消費者が一定数いる。
売り手の誘導に乗っかっても選択できる(買える)モノは皆が一緒。とりあえず皆と同じ選択をしておけば間違いないという安心感が日本人の典型的国民気質。
ようやくそこに気付いてしぼんできたのがお中元お歳暮の慣習。
クリスマスやブラックフライデーは誘導に乗っかってもその先に選択肢が多くあるのが良い。
楽しみ方や買うモノが自分で選べることは重要です。
それは働き方にも言えることですけどね。
労働時間や働く場所、賃金を自分で好きに選べること!
定食型からビュッフェ型へ!
これを意識できれば働き方の一つのヒントになります。
今の仕事は食べたい物がないレストランで食事をするようなもの。
お腹に入れば何でも同じと自分を無理やり納得させてませんか?
セールはビュッフェみたいなもの。
何を選ぶのも自由だし掘り出しものを探す楽しみがある。
見たこともないモノがメチャクチャ美味しかったりする醍醐味。
まだまだ自分がわかってない人は、選択肢が多数ある環境で自分が何を手に取るかを客観的に観察してみると良い。
そこで手に取ったモノが貴方の人生を変えてゆくのです。