2019年01月06日

諸行無常の響あり

本業が一番早く仕事納めをし、一番遅く始業する。

もう私には毎年のこと。今年もまだ本業は休みのまま。複業の方は本日で3日目だというのに・・・

軽運送業にもいろいろな請負先がありいろいろな仕事がある。
どこと繋がるかで収入や労働時間や休日その他諸条件が変わってくるため、同じような配送の仕事をしていてもその満足度・快適度には違いが出てきます。何か一部分だけ見て軽運送業を知った気になってはいけない。

最初から最後までずっと条件が同じであるなら人生設計も立てることが容易になるし、その仕事に生活を捧げることも可能でしょう。
しかし、実際は会社員同様にほぼ相手側に依存している状態なので、相手の都合で条件に変化が現れることもあり、その変化に対応できなければその働き方を継続していくのは難しくなる。


「安定」と揶揄される正社員・会社員ですが、中高年のリストラはもう珍しくもなく、早期退職制度なる柔らかなリストラも盛んになってきている。現代人は何を信じて生きていけばよいのか。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。



学生時代、国語や古典で一度は聞いたことがあるフレーズ。
有名な「平家物語」の冒頭の部分ですが、正確な語訳がなくてもそれとなく現代人の心に染みてくる。もう何百年も前から今の時代を生きる人間の姿を予言しているような表現。いや、人間という生き物は今も昔も本質的には何も変わってないよという証明なのか。


働き方に関する記事はよくチェックしておりますが、こんな記事が目に留まりました。

「1社に人生ゆだねる方がハイリスク」
間近に迫る「定年レス時代」あなたはどう生き残る



記事内容は読んでいただければと思いますが、私がこの記事を読んで真っ先に頭に浮かんだのが、諸行無常=平家物語 でした。

良かれと思って進んだ先が「ひとへに風の前の塵に同じ」となる可能性が高まっている時代。転職に躊躇しているのはそんな危険性を感じているからなのでしょうか。しかし良かれと思って現状維持・転職回避もまた「ひとへに風の前の塵に同じ」になる時代。なんか映画「BIRD BOX」の世界ですな。「目を開けたら、最期。」みたいな ^^; じゃあどうすんだよ?とか聞かれても困りますが。


今できること、準備することは
多くの収入ネタ・収入手段を作っておくこと。
一つの仕事・働き方に依存しないこと。
いろいろな収入の組み立て方を考えておくこと。

突然の変化に備えてあらゆるパターンを想定し、こう来たらこうするみたいな囲碁将棋のような戦いと考えればわかりやすい。
面接だっていろいろな回答を用意してるでしょ?

あらゆるサイクルが短くなっている時代、いつまでも制度や条件が続いていくと思ったら大間違い。状況・環境に応じて自分自身を進化させていかないと、もう生きてはいけない社会なのです。


軽運送の仕事は単純であるがゆえ、そこに変化が起きた時に対応できる心身になっているかどうか怪しいもの。朝起きて配達してテレビ見て寝る〜の毎日が、知らず知らずに自分を退化させていることに気付かないと。イチローのように常に準備を怠らない者はいつでもどこへいっても長く活躍することが可能になる。
諸行無常を乗り越えて強く生きていきましょう!







posted by ガラダマ at 14:11| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする