2017年08月26日

1円を笑う者は1円に泣く

私の場合、8月は軽運送業の稼働日が少なく収入が落ち込みます。

今年もお盆の7連休や土日月の3連休が毎週だったため、稼働日はわずか15日となる。
その分、副業をする時間が増やせるおかげで月収自体は45万ほどに落ち着きそうです。

軽運送業を始めたばかりの頃は、本業自体に時間がかかってしまっていたので副業とのバランスを試行錯誤したため、お盆や年末・GW等の大型連休がある月は結構厳しかった。
本業にウエイトを置きすぎる状態は“危険”と感じたのです。


運送業というのは世の中では必要不可欠な職業であり、もっとシンプルに収入計算ができると思っておりましたが、実際はかなり先を読む力が無いといいように安く使われるだけ。
全くの別業種から参入したからこそ、会社員から自営業へと転身したからこその“気付き”だったと思います。

他の世界を知らず、運送業・ドライバー職一筋で叩き上げてきた方々から見れば、「なにをよそ者が知った風な口を」と気分を害されるかもしれませんが、本当に危なっかしい状態の業界であることを認識しないと、これまで築き上げてきたものが一気に崩壊する・・・
そんな危険な香りがいたします。


今週、大手運送会社でドライバーしている知人からSOSが送られてきました。

「ドライバーの離職が加速化して仕事が回らなくなってきている。副業としてでもいい、夜だけでもこっちを手伝ってくれないか?誰かやる人いませんか?」 と。

私の場合、基本的に夜のドライバー仕事はやらない。
年齢的なこともあり、夜間は更に事故の危険性が増すので自粛しているのです。

知人から連絡がきた夜の仕事の場合、まあ宅配の再配達がメインということになるのでしょう。
たぶん夜の再配達ということで「不在」の確率はほとんどない?でしょうから、日中の配達よりは効率が良くなるとは思いますが・・・


運送業界でもようやく労働環境改善の動きがでてきましたが、あまりにも遅すぎるしヌルい。今まで何やってたんだ?

法を遵守すれば仕事が回らなくなるような業界ですから、おいそれと改善できるわけはないし、他のバイトしていたって収入的に変わらないような現実がドライバーに認識されてきて離職者が相次いでいる状況でも、現場では相変わらず「気合いだ!根性だ!」がまかり通っている。

現場を悪くしているのは中間管理職に思える。
彼らも実際はこの業界はちとおかしいと思っている人も少なくはないでしょうが、結局は本部や役員の顔色を伺い自己アピールの部分で部下に理不尽なハッパをかけ続けているように思えてならない。

そんな職場に嫌気がさして次々とドライバーが辞めていき仕事が回らなくなり、上からの圧力が高まり更に中間管理職のストレスが蓄積され現場に向けてぶつけてくる・・・
組織の中にいるとその狂気の沙汰に気付かないのだろうか?


幸い、委託という立場で社員ではないおかげで冷静に状況を観察できておりますが、それでもここ数年の土曜日や月曜日の待機休みが増えてきていることは、喜ばしいことではありません。

委託を使わずにその分を社員をこき使えば外注費がまるまる浮く。

売上げが落ち込んでいる運送会社の常套手段ですが、いいように社員にサービス負担をかけるから離職していくわけだし、仕事が減るから委託のドライバーも離れていく。そうして人手不足が加速していく状況が目先の数字だけ追っている無能な経営者にはわかっていない。


何をするにしても、身を守る働き方を考えないとね。

私も「ただのフリーターじゃねぇか!」と叩かれたりしてますが、日々ストレス溜め込んで転職に悩んで日々を過ごしている立場に比べれば、好き勝手に過ごせて安定収入な現状は結構気に入っております。

「1円を笑う者は1円に泣く」

そんなことわざが頭に浮かんできました。
私のマルチワークなんて仕事の一つ一つは大したことやってませんが、まとめて機能させてみると馬鹿にならない結果になってます。



幸せが続く、簡単な習慣 〜今日から始められる「ひとりビジネス」〜






posted by ガラダマ at 10:57| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

年金と軽運送で食っていく

毎年お盆休みが過ぎると1つ歳が増えている積荷オヤジです。

もう57歳になってしまいました。 いや、まだ57歳?

「ボクはまだ〜 56だ〜から〜」 by松本伊代 センチメンタル・ジャーニー

とカラオケで熱唱したあの日々はもう帰らない・・・(悲) 



昭和の時代のサラリーマンなら定年まであと3年。
定年まで勤め上げ、めでたく会社を去っていかれた方々の姿が今でも脳裏に焼きついています。
花束や記念品など贈られ、皆笑顔でしたね。
退職金やらすぐに年金支給開始とかで老後の不安も薄かったのか、羨ましい時代だったかも。


ところがいまや60歳でリタイヤなど許されないご時勢。
年金はそのうち75歳から支給なんて噂もちらほら。
一応定年も65歳まで延びているようですが、いくら元気とはいえ60歳以降も働かないと生活が破綻する危険に晒されている社会というのは怖い。

60歳以上の求人というと清掃関係とか警備・交通誘導等をよく目にしますが、実際、肉体労働職ばかり。
配達中にも工事現場周辺の交通整理やらビル内での清掃作業をされている方を毎日のように見かけます。

炎天下で日陰もないような場所での立ち仕事、清掃用具を持っての階段の昇降等、これは辛いなぁ。
いったいいつまで肉体を酷使して続けられるだろうか。



フリーな軽運送業者には一応定年はありません。
実際70代で活躍されているドライバーさんもいらっしゃいますし、ましてや50代後半のドライバーなんて全然珍しくない。
でも定年の話題なんて出ないし(笑)、皆行けるとこまで働こうという気概を持った方々ばかり。



誕生月、ねんきん定期便が今年も送付されてきました。
ちょっと変わった働き方をしておりますので、フリーのドライバーでありながら厚生年金というスタイル。
私の場合、年金支給開始は64歳からですが、MAX支給になるのは65歳から。それでも現在の支給見込み額では150万にも届いておりません。途中、国民年金だけの期間が数年分ありましたし。

月平均で10数万円の年金額。
カミさんが老後も一緒にいてくれるとしても、夫婦で20万に満たないかもしれません。自営業者は個人型確定拠出年金を検討する必要大です。


私の場合、老後の生活費は月30万以上必要と試算してます。
仮に夫婦で年金が月20万支給されたとして、あと10万以上の収入手段を持たねばなりません。
取り崩すような貯金もありませんから崖っぷちです。

もちろん65歳以降も軽運送業は続けるつもりです。
上記の清掃業や交通誘導等の肉体労働と比べてどうだろう?
10万を稼ぎ続けるにはどんな働き方が現実的だろう?


問題点として見えているのは、60歳以降も軽運送業を続けていくとしたら、また車両を買い替えなければならないタイミングが来る。
そして、社会問題にもなっている高齢ドライバーの危険性。
運転免許返上を迫られるような機能低下に悩むかもしれない。

同様の問題は多くの軽ドライバーにも当てはまる。
ただ、年金支給までの繋ぎと支給後の収入補足手段を持っている強みをどう活かして老後に備えるか。

仕事情報のアンテナと肉体のケアは欠かせませんね。










posted by ガラダマ at 23:32| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

欲しいのは休み?収入?

今週は猛暑だったり妙に涼しかったりと、アウトドア仕事のドライバーにとっては一喜一憂の週ですね。


昨日は祭日、「山の日」。
そもそも学生達は夏休み中であり、社会人の方にとっても従来のお盆休みと被ったりするタイミングであったりと、祭日の中でもあまり有難味を感じないという意見が多いようですが、いかがでしょうか?


商業貨物便というジャンルの仕事をしている私の場合、配達先(企業・工場等)や出荷主(メーカー等)がしっかり夏休みに入るため、その間は荷物が動かなくなるので毎年8月の中頃はまとまったお休みになります。

「山の日」が制定されてからは、お盆休みのスタートがわかりやすくなった方も多いのでは?
連休の最後は曜日の関係で決まるのでしょうけれど。

今年の私の軽運送業の夏休みは昨日から17日までの一週間。
まあ最近では年末年始やゴールデンウィーク等も10連休というのも珍しくないし・・・
ドライバー職で一週間以上もまとまった休みが取れるというのは恵まれているのでしょうか?

ただしこれ、委託の軽ドライバーに限ってのお話であって、運送会社の社員トラックドライバーさん達は交代で出勤させられています。なのでお盆休みは正味3〜4日、しかも連続で取れなかったりする。

社員ドライバーさん達からは、「いいなあ軽の委託さん達は。長い休みで」と嫌味妬みを言われるのですが、実際は嬉々としてお盆休みを満喫していられるわけではない。何せ完全出来高制なわけですから休みの分だけ収入が減る。単純に8月は4分の1の収入減ですから。

いつもわかりやすい例えをしますけど、月収30万円の会社員が8月は22万5千円になる感じ。
で、もし社員が4分の1減収でよければ一週間休んでいいよ!と言われたらそれでも休みを取りますか?

軽ドライバーとして独立したなら、休みと収入がいつも天秤の上に乗っている状態といいましょうか。
このバランスの見極めは長く仕事を続けていく上で重要です。
収入を深追いすれば体調を崩したりして元も子もないですし。


収入ネタが1つしかなければ、やるかやらないかの究極の選択になってしまいますが、収入ネタが複数になってくると、「今日はAの仕事はやらないけれど午後からBとCの仕事をして半休&収入確保」みたいなことも可能になってくる。

いつも通りこの連休中、軽運送業はお休みになりますが毎日お気楽に他の仕事をしていきます。
他はすべてインドア仕事で快適な環境で働けるおかげで、外でのドライバー仕事に比べると疲労・消耗度は全然違うので続けられます。


独立したって結局いっぱい働かなきゃなんねぇのかよ!

と突っ込まれそうですが、自分で労働時間と収入をコントロールできるというのは意外にストレスが少ない。
しかもこんな働き方で会社員時代の収入を大きく上回っているのだから不思議なもんです。
こればっかりは実際やってみないと得られない感覚です。









posted by ガラダマ at 03:25| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

デリプロからのオファー

ヤマト運輸がアマゾンの当日配送サービスから撤退するという報道がありましたが、同時に「デリバリープロバイダ」という聞き慣れない名称が話題となりましたね。

「デリバリープロバイダ」とは、アマゾンと提携している地域限定の配送業者の総称であり、アマゾンのホームページ内でも業者名等を確認することができます。


今週、そのいくつかあるデリバリープロバイダの中の一つから、私にオファーがありました。

ある仕事情報系のサイトに私のプロフィールを登録していて、求人にマッチしそうな業者からオファーを頂いたりしているのですが、今回、デリバリープロバイダーに私の情報が見つかってしまい(笑)、先方からメールと電話連絡を頂いたという次第です。

躍起になって軽ドライバーを探していることは報道されていましたが、本当にドライバー不足は深刻なようで、熱心な勧誘を受けました。

昼間の配送中に電話を頂き、ちょっと車を停めて5分ほど話をしていたのですが、仕事の内容はやはりアマゾンの配達がほとんどだと。
求人担当者も毎日片っ端から電話かけまくったりしているようで、お疲れの雰囲気を感じ取れました。

先日の報道後は、会社名も仕事内容も知れ渡ってしまって逆にオファーに対して警戒する人が多いとな。
まあ、佐川やヤマトが悲鳴をあげて撤退するようなブラックイメージがついてしまった配送仕事ですから、さすがに「やりたい!」という人を探すのは難しい。


電話の前にメールで諸条件に関して資料は頂いておりました。
配達個数単価ベースでの完全出来高制。
収入例から換算してみると、配達単価は1個あたり220円ぐらい。
巷に溢れている佐川の宅配仕事単価よりはかなり良い。

アマゾンの仕事のイメージからすると、この数字は意外でした。
例えば1日100個配達完了、月25日稼動すれば55万円也。
業者への毎月の固定額ロイヤリティーと自腹のガソリン代、自動車・貨物保険、駐車場代、車両ない場合はリース代(持ち込みの場合は不要)等を差し引いても、下手な転職して月収25万程度の会社員収入よりはずいぶん手元にお金が残る勘定となる。机上の計算上はね。

一応、加盟金・保証金・事務手数料・研修費・配送備品等の開業費用は一切無しということなので、始めるにあたってのハードルは低いかな。
車をどうするか?というのは軽運送業開業にはどうしても付いて回るテーマですが、今回の業者のリース車を使うぐらいなら自分で新車(もちろん中古でも良いが)を購入して月々のローンを払う方が安い。

請負契約をするにあたって、年間平均で月間稼働日数は20日以上を求められることと、研修期間後の1日あたりの配送数90個以上がノルマ的に掲示されている。
毎月、翌月の稼動表提出なので事前の休み予定はできそう。
担当配送エリアは各自半径約2キロ内とのことで、余程の事がなければガソリン代は許容範囲でしょう。



今回の業者さんの募集エリアは神奈川県は外れていましたので、熱心な勧誘も丁重にお断りいたしました。
さすがに土地勘のない他県にまで出向いて宅配するのはね。


では、今後もし横浜市内で同条件のオファーが来たら・・・


私にとってのハードルは、月間稼働日数20日以上、配達個数90以上という部分ですな。
時間的な拘束を課されてしまうのは、私が求める働き方とはちと違ってきてしまう。例え収入が良くても。


今回ご紹介したものは、あくまでもデリバリープロバイダの中の1業者の情報です。
興味のある方は、他業者も含めご自身で確認をお願いします。









posted by ガラダマ at 22:59| Comment(4) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする