2017年05月26日

笛吹けども踊らず

久しぶりの本格的な雨の中の配達でした。
ただ、冬の雨に比べればかなりマシですね。適度に涼しいし。


さて、世間では今日は“プレミアムフライデー”ということでしたが、街の中やお店等に配達していても全然プレミアムな雰囲気は感じません。
とっくにブーム(にもなっていないと思うが)は去り、結局は一般市民には浸透しなかったようですね。

まあもともとドライバー職には関係ない取り組みでしたが、物流的にも荷量の変化とか微塵も感じさせず、いったい誰が恩恵に与ったんだか・・・


「笛吹けども踊らず」

最近、身近でもこの諺を思い浮かべてしまうことがある。
例えば私がお世話になっている運送会社においては、頻繁に上司が朝礼で「荷主の新規開拓・情報収集」をドライバーに求めているのだが、一向に情報があがってこない。

ドライバーが踊らない理由はいろいろある。
●ただでさえ忙しいのに情報など収集してられない。
●新規開拓したところで給料が上がるわけではない。
●下手に開拓して今以上に仕事量を増やしたくはない。

要はドライバーにメリットを感じさせないから。
例え新規開拓して荷量が増え、目先の売上げが増えたところで、これまでの経験上から何一つ収入や待遇に結びつかないことを学習してしまっている。そもそも新規で開拓して利益に貢献するような良質な仕事が転がっているなら、とっくにどこかの会社が取っているでしょう。


ヤマト運輸が約1000社におよぶ採算性の良くない会社との強気の交渉において、数百社との取引決裂もありうると報道されていました。
ヤマトに切られた採算性の良くない仕事を、目先の売上げに目が眩んだ強欲な運送会社が拾いに行くことも十分予想されるわけですが、ヤマトほどのスケールメリットをもってしても採算が合わないのですから、他社が請け負ってやっていけるとはとうてい考えられない。

そんな仕事を取ってしまったら、今度はその会社がブラック化すると現場の人間は戦々恐々です。
少数精鋭とは聞こえが良いですが、もう少数にも限界です。これ以上ドライバーに負担がかかるような仕事内容にしてしまえば、更に退職に拍車がかかりホントに運送業界は沈没すると思います。現職のドライバーが上司に笛を吹かれても踊らないのは、自分を守るための当然のスタンスなのでしょう。


情報社会において、「転ばぬ先の杖」を手に入れてしまった人々を「躍らせる」のは難しい。



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2017年05月19日

ウィンウィンの関係

更新頻度が減ったにも関わらず、日々多くの読者様に来訪いただきまして感謝感謝でございます。


さて、同じエリアを担当しているトラックドライバーさんも、配属されて約1ヵ月が経ちルート組みや納品先での段取りを会得してきたので、私の負担がだいぶ軽減されてきました。

エリア毎にトラックと軽でペアを組んで配送する理由というのは単純で、狭い場所には軽が、重量物や大物はトラックと、互いの長所を活かし配送効率を高めるため。

しかし時には狭い場所にトラックが行かねばならない案件も少なくはなく、納品先から少し離れた場所に車を停め台車で何往復もするようなケースもある。
台車が使えるような荷物なら軽のドライバーが現地で合流して手伝うこともあるが、フォークリフトやクレーンが必要な大物の場合、無理してでもトラックが納品先まで行かねばならない。大抵、車両事故を起こすケースはその過程であり、エリアによって難易度に差があるためドライバー間に配属の不公平感が芽生えてくる。

私が担当しているエリアはトラックで回るには少々難儀な納品先が多く、この5年間で4人のドライバー辞めていったという呪われた仕事(笑)
軽で回っていてもキツイと思うのですから、トラックで続くはずないなぁと思ってしまいます。皆必ず車ぶつけてますから・・・


今度配属されて来たドライバーさんは40代半ばで、1年ほど前に別業種から転職してきて、別のエリアで研修を続けていたのですが、今春の引越し仕事で新車ぶつけて辞めていったドライバーの補完のため、急遽私とペアを組むことになった。

いろいろと話をする中で、彼は「とにかく稼ぎたいので時間かかっても少しでも多くの荷物を運びたい」という前向きな考え方を持っている。
社員トラックドライバーは、扱った荷物に対する歩合が収入を増やすための手段ですから当然といえば当然なのですが、これまで一緒にやってきたドライバーさんはどちらかというと「稼ぐより楽したい」タイプばかりだったので、早々に辞めていったのは仕方がないかも。

そんな彼なので、エリアに慣れ多くの件数をこなせるようになってきた最近は、「ちょっとボリュームがあるような荷物は俺にやらせて」と実に積極的です。

少しでも多くの荷物を運んで稼ぎたい彼と、
少しでも早く終え副業の時間を作りたい私。

見事に稼ぐための思惑が一致いたしました。
まさにウィンウィンの関係です。

委託は早く上がれば社員から恨み妬み買ったりしますから、パートナーがこうだと実にありがたい。
心配なのは、これまで同様どこかで車ぶつけて辞めちゃうこと。

今度のドライバーさんは長続きして欲しいなぁ。







posted by ガラダマ at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月12日

「不在」に対する変化の現れ?

ゴールデンウィーク明けの今週、水曜日まではその影響で荷量が爆発しておりましたが、昨日・今日とようやく平常に戻りました。


さてさて、最近のヤマト運輸に関する多くのニュースの影響か、配達先で労いの言葉をかけていただくことが増えてきました。
ようやくドライバーの存在感が増してきたのでしょうか?(笑)


私は中堅どころの運送会社の商業貨物便を請け負っているわけですが、企業・店舗以外にも僅かですが個人宅の配達もございます。
普段、滅多に不在のない仕事なだけに、ほんの5%ほどの個人宅宛の荷物でそのうちの2〜3割程度の不在があっただけでも、かなり気持ちはブルーになります。個人宅配をされているドライバーさんの気苦労は想像を絶するストレスとなっていることでしょうね。


本日、1件の個人宅宛の荷物がありました。
不在確率を下げる一つの手段として、なるべく朝早く(といっても9時は過ぎてしまいますが)に行くようにしており、今朝も1件目・9時25分頃にお伺いしたのですが、あいにく不在!
最初の配達先で不在があると、どうもその日1日がリズムが悪い方に回っていく感じがいたします。やたら信号に引っかかったり、近道が工事中で迂回させられたりとか・・・ 偶然?

たまたま今日はまだ配達中で不在の荷物を積んでいた時に「帰宅・再配達」の連絡を頂けたので幸いでした。
最悪なのは配達全部完了して会社に戻り、さあ次の仕事に行こう!とした矢先に再配達の連絡があった時。
副業の時間が削られ、余計なガソリン代も。


再配達で昼過ぎに伺ったらお客さんは恐縮しきり。「ヤマトさんとかドライバーさんが大変な時なのに不在しちゃってゴメンナサイねぇ」と平身低頭で、逆にこちらが申し訳ない気分になってしまう。
朝一に勝手に伺ったのはこちらですから・・・

不在再配達しても、今まではここまで申し訳ない気持ちを伝えてきたお客様は記憶にないような。不在票入れても何の連絡もしてこない人も結構いますし。

そういえば、水曜日に着日・午前中指定して不在だったお客さんが、再配達させずに木曜の朝一に運送会社までわざわざ荷物を取りにきたのには驚きました。
もしかして「不在」への罪悪感や問題意識がお客様の方に浸透してきているのであろうか?


荷主・運送会社(ドライバー)・荷受人  三方一両得になるような配送関係のあり方が求められているのがヤマト問題の背景であり、物流業界がもっと前から真剣に考えるべきでしたね。







posted by ガラダマ at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

ネット環境改善中〜

ゴールデンウィークも後半戦に突入し、帰省・行楽帰りで高速道路が大渋滞という恒例のニュースも報じられる中、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は本業10連休ではありますが、毎日ちょこちょこと小銭を稼ぎに働きに出ております。しかし体調はすこぶる良い感じです。
やはり目覚まし時計の必要無い暮らし方は体に優しいですな。


この連休中、事務所内環境改善をテーマにしておりました。
その一つがパソコンの買い替え。
購入から6年以上頑張っていてくれてるのですが、さすがに動作が重く怪しくなってきており、データの移設等の必要に迫られております。

GW中、いろいろな量販店でタイムセール等をやっていたので見て回り検討しておりましたが、最終的にはネット店舗でそこそこの型落ち品を見つけたので、購入いたしました。
国内大手メーカーの2014年夏モデルのA4ノートでOSはwin8.1ですが、core i3、メモリ4GB、ブルーレイドライブ、Office搭載、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac で税込み48,000円。これに6ヶ月間保証を付けました。

私はゲームや動画編集等の重い作業はしませんので、スペック的には十分です。2〜3年頑張ってもらって、またその時点でどんなスペックが必要なのか考えて探すことにしました。

そしてもう1点、無線LANルーターも10年以上頑張ってくれているのですが、さすがに現在においてはスペックがおそまつ。無線でプリンタを使用するとちょっといろいろ問題も出てましたから買い替えました。
こちらはまた長く使いそうなので奮発して最新のハイスペック機種を選択。ドコモポイントが使えるお店のサイトで購入したので、最安値ではありませんでしたが費用負担が少なく済みました。

で、そうなると今度はプリンター(こちらも6年以上使用)も買い替えたくなるのですが、これはもう少し我慢。まだインクの在庫が半年分ぐらいあるので(笑)

事務所内のLAN環境はひとまず今回はこれで終了?
ブログの更新速度以外は劇的に改善されるはずッス (^▽^;)




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posted by ガラダマ at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月04日

退化の改新

大型連休も中盤にさしかかりましたが、嫌〜な夢をみました。
宅配で不在!!(T(T(T(T_T)T)T)T)

せっかくドライバー仕事から解放されているというのに・・・
体が仕事を欲しているのでしょうか?



このゴールデンウィーク中、物流の仕分けとジムのインストラクター仕事は休みなく稼動しており、収入ネタとして重宝しておりますだ。

先月、GW直前に物流仕分けの職場に40代半ばの男性アルバイトが2名、入って来ました。
ところが2名とも、たった1日でギブアップして辞めました。

初日ということで簡単で楽な作業をしていたはずなのですが、それでもたった1日、5〜6時間やっただけでギブアップして辞めてしまうって・・・
普段、どれだけ甘やかされて仕事しているのだろう?
Wワークする覚悟が足りていないですね。

他のバイト仕事と比べても、まぁ時給は決して高くはないけれど時間の融通は利くし、中高年には難易度の低い仕事だと思うんですけどねぇ・・・
最近長続きしない人が増えてきているのも、人手不足の原因になっているように感じます。
企業も求人にお金かけているわけですから、これではたまったものではありませんね。


宅配大手のヤマト運輸は宅配サービスを維持するため、配達員を中心に今年度、新たに9000人あまりを増員する方針

昨日、こんなニュースがありましたね。
「正社員と契約社員で約4200人、パートで5000人近く、計9200人ほどを増やす方針。主に宅配ドライバーや物流施設での作業員として配属することにしている」ということですが、現在ドライバー仕事も物流施設での作業もやっている私 = 現場の生の声としては、まあ無理ではないかなと。

ニュースに対するネットのコメントを見ても、私とほぼ同じような感想で占められておりますね。

大体、今回のヤマト騒動の前からドライバー職の求人には人が集まらないのに、宅配ドライバー仕事が収入も含めていかに厳しいものかが暴露され、おまけにブラック企業の烙印を押されてしまった会社の下で働く気にはならないというのが一般的な感情として湧くでしょう。


ネット社会の弊害というか、体を使ってコツコツ地道に長い時間作業をするのが苦手な人が増えているのではないでしょうか?
ドライバーや物流施設作業というのは、まさにそういう仕事の典型みたいなものですから。


欲しいものがいつでもどこでも検索でき注文できてしまう。
一方、その裏では時間に追われ配達・納品完了までのプロセスを仕事としている世界がある。
まさに「じ〜んせ〜い楽ありゃ苦〜もあるさ〜」の歌の通り。

対極にある社会構造の中で、どちらの側にもなりえる現代人。
“楽”に慣れきってしまうと“苦”の働き方には耐えられなくなる?


果たして人類は進化しているのか、退化しているのか・・・



カンタン軽作業のお仕事はコチラ




posted by ガラダマ at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする