2021年04月07日

座骨神経痛発症!

先月中旬ぐらいから右足ふくらはぎの辺が妙に突っ張る感じがしていました。

やがてその違和感が右足太もも裏から臀部へと広がり、先月末ぐらいには朝布団から起きるだけでも右下半身全体に軽い痛み・痺れが出ていました。
さすがにこのまま放置していても解決しないだろうと、今週月曜日に病院へ行ってきました。

右足と言えば皆様ご存知のようにアクセルとブレーキを踏む重要な役割があります。
右足全体に痛みや痺れがあるのはヤバいですね。
実際ペダルを踏む時には何か神経が引っ張られるような嫌な感じがしていました。

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まあ症状から「座骨神経痛」と言う疑いが強かったのですが、レントゲンや触診でやはり座骨神経痛だね、と診断が出ました。
また一つ老人っぽい持病が加わりました(^^;)
そろそろ病院の待合室でご老人たちの病気自慢の会話に加わることができそうです。

レントゲンでは背骨自体は変な歪曲やずれもなく綺麗に並んでいるとのことでしたが、問題があったは腰痛に関する原因の多くに関係する第4腰椎と第5腰椎の間隔が、第1〜第4腰椎の間隔に比べて明らかに狭まっていました。
レントゲンで見ると非常によくわかる状態です。

腰椎の間にはクッションの役割を果たしているような椎間板があるのですが、加齢や衝撃等で減ったりずれたりすることで、腰椎の中を通っている神経や背骨周辺の神経を圧迫するなどして腰から足先にかけて痛みや痺れをもたらします。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、分離すべり症などの名称は聞いたことがあると思います。
いずれも腰椎、特に第4と第5腰椎が多く関係しています。

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私も40代以降ギックリ腰を何度も経験していますし、軽貨物運送業を始めてからは毎日のように窮屈な運転姿勢と荷物を持ち運ぶという腰に負担のかかる仕事をしていますから、別に不思議な発症ではないですね。

多くのドライバーが腰痛持ちというのは、椎間板の摩耗や損傷を疑った方が良いですし「職業病だから」と放置せず早めに診察してもらうべきです。
悪化させれば日常の歩行すら困難になり手術・入院とかになれば収入にも多大な影響が出てしまいます。


もう一つ診察で発見があったのですが、医者の背中の触診で私の場合は右背筋が左背筋に比べて明らかに弱く、背骨に歪みが無い割に体幹が崩れているとのことでした。
体幹の崩れは腰痛にも繋がることで改善が必要です。

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右利きなのに利き腕側の背筋が弱いというのも不思議な感じがいたしますが、例えばショルダーバックを肩にかけるのはいつも左肩ですし、買い物した時などに荷物を持つのはそう言えば左手で持つことが多いかもしれないなぁと。
配達時、荷物は左手で持ち右手はインターホンを押すとか。
握力もそう。左手の方が何故か強いのを思い出した!

日常の中の自分では意識していない行動も、改めて思い起こしてみると体幹の崩れに繋がっているんですね。
先日引退したインストラクターの仕事でも他人に教えていたではないか!(^^;)

整形外科の先生や整体師の方々は、触診すればすぐに患者の問題点を見抜くことができるんですね。流石です!
私達も何かそういうプロフェッショナルな部分を身につけたいものですな。

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診断の結果としてはまだ重度の状態ではないので、しばらくは投薬で様子を見ましょうと。
痛み止めと血行を良くする薬を続けてみます。
私は薬が良く効くタイプの人間で、痛み止めはすぐに効果があり飲むと痛みや痺れは感じなくなります。しかしこれは表面上のその場しのぎであり根本的な治療となるかは不明。
ただ運転中の違和感が無いだけでもだいぶ楽ではあるが。

どうしても加齢による体の綻びは避けられない。
ただ、普段の姿勢や寝相、枕の相性や運転席のクッション等でコンディションを保つことは工夫できます。
特にドライバーという腰痛とは切っても切れない職業は、普段の心がけで仕事寿命を長くすることは十分可能。

痛くなってからでは厄介です。
定期的な健康診断はもちろん、レントゲン等で腰椎の状況等も診察してもらうことをおススメいたします。
ストレッチや適度な体幹トレーニングも取り入れて、常に体のケアをしてくださいね。










posted by ガラダマ at 17:26| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月02日

ヤマトの EAZY CREW はやるべきか?

4月。横浜の桜はピークを過ぎ、道端には落ちた花びらが積もっています。

ドライバーには最高の気候。窓を開けて走れば風が心地良い。
天気が安定してくれているのも有難いですな。


さて、新学期・新年度ということで人生の新たなスタートを切った人も多いかと思います。
個人事業主としても、ようやく終えた確定申告の数字から何か思うところがあることでしょう。

軽貨物ドライバーとして荷量が落ち着いている今、現在の働き方を精査するのに良いタイミングかも。
このまま今の配送仕事を続けるのが良いか?それとも新たな配送仕事にチャレンジするか?


ヤマト運輸が EAZY【イージー】 というサービスを始めました。
EAZYというのは簡単に言えば、ECの商品を購入者の希望の受け取り方でお届けするヤマト運輸のサービス。

今宅配仕事のデフォルトとなりつつある「置き配」を更に荷物の受取人が細かく指定できるようにするのだと。
自由な置き場所の指定だけでなく、配達直前の置き場所の変更指示も可能(例えば急な天候の変化で雨に濡れない場所へ変更とか)にすることで、ほぼ受取人のストレスが無くなると期待されている。

そしてこの非対面での受け取り(対面渡しももちろん可能)を充実させるECの商品を配送するパートナーを EAZY CREW【イージークルー】 と呼びます。
ヤマトはこのイージークルーを積極的に増やしていこうというのが今現在のキャンペーン。


でもちょっと冷静になって振り返ると、ヤマトの委託に対する扱いは信用できない。
ヤマト・スタッフ・サプライ(YSS)のイザコザと委託切りも有名だったし、鳴り物入りでスタートしたアンカーキャストも条件が悪かったせいか応募者が余りにも少なく腰砕け。
委託どころか社員に対しても労働時間超過や残業代未払いというブラック的な裏の顔を見せた。

企業としては日本の代表的な会社として知名度も高く、物流・運送の最先端を行くことは誰もが認めるところだが、どうも肝心の労働者に対する扱いに人の心が通っていない気がするのは私だけでしょうか?

なるほど今回力を入れている「EAZY]というサービス、謳い文句は「EC利用者・EC事業者・配送事業者の全てをリアルタイムなデジタル情報でつなぐことで、購入・配送・受け取りの利便性と安全性、効率性を向上させます。」と立派なことを言っている。

しかしこの謳い文句に企業の本音が垣間見える。
要はEC利用者(消費者)・EC事業者(荷主)・配送事業者(ヤマト運輸)の利便性・安全性・効率性を向上させるということだが、あれ?中間に存在する配送員はどうなってるの?何かいいことあるの?

結局ここなんです。ヤマトの仕事の問題点は。
美味しいところは会社が全て持っていき、外部協力者には還元されない。それどころか閑散期やちょっとキャンペーンが上手くいかなくなると平気で委託切りが行われる。

置き場所指定が細かくなる猥雑さや配達直前の置き場所変更にも対応しなければならないとなると、現行の配送より面倒になるのは容易に想像できる。
配送仕事に加えて端末操作や受取人との情報確認とか、トラブルのもとになる要素は相当増えていく。

それでも配達単価が通常より高いとか、何か際立つメリットでもあればまだ人によってはやる意味はあるでしょう。
しかし聞こえてくる話では単価は首都圏で150円ほどとか、最低週5日以上は拘束されるとか、結局普通に低賃金長時間労働じゃん!

この程度の条件なら巷にいくらでもあるし、あえて EAZY CREW をする意味があるのだろうか?

大企業の安心・安定感に期待するというのは運送業界以外では通用するかもしれない甘い考え方です。
上記で少し触れたようにヤマトは委託切りを何度も行っています。しかも社員雇用契約ではないので企業規模はデカくても安定とか安心とか求めるのは違います。


参考までに EAZY CREW の業務準拠基準のトップに記載されている応募条件には
@無精ひげ
A茶髪、長髪
Bタバコ臭(車の中も含む)
お客様に不快感を与える身だしなみをしないこと。

とあります。
まあこれだけでウーバーの配達員は半分いなくなる?(笑)

本来ドライバーとしてはこれぐらいは当たり前と思うのですが、いやいや、全然トラックには基準外の人いっぱいいる!
っていうか運送会社の上の人が喫煙者ばっかりだから規則など作れるわけがないし守れるわけがない。

まあヤマトのドライバーさんは社員だけでなく委託で生き残っている方はほぼ印象は良いですけどね。


収入や労働時間じゃねぇよ!軽貨物ドライバーとしての最高の品質を身に着けたい!という志の高い人は、是非ヤマトのドライバーとなって活躍して欲しい。
私も宅配を利用する側の視線で見ればヤマトさんのドライバーやシステムの品質は信頼できる。
何か買い物した時には配達はヤマトさんで!と祈ってます。

しかしサービスを受ける側と提供する側では天と地の差が。
ちょっと複雑な気分・・・


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2021年03月25日

楽しいマイペース配送

平年より早く咲き始めた桜ですが、先週末の春の嵐の時にはまだ蕾だったところが多かったようで満開前に散るようなことはなく、横浜エリアでは今週末が見頃になりそうですね。

緊急事態宣言も明け、カメラをクビから下げたご老人達が街中に溢れ出てきました。
毎年桜の季節は撮影に夢中で車道に出て桜を良いアングルで撮影しようとする者が後を絶ちません。
それに加えてウーバーイーツの自転車が歩道や車道を我が物顔で走り回るため、ドライバーは気が抜けません。

しかし日中は窓を開けて走っていても風が心地良い!
日差しも柔らかく配達仕事には一番良い季節。
配達数に追われる宅配の方々は、果たして季節を感じる余裕はあるのでしょうか?


今日は年度末も近づき荷量は結構多かったのですが、荷量が多すぎて委託の軽ドライバーには逆に荷物が少ないという珍現象が!

どういうことかというと、荷物のほとんどがパレット組のガサ物ばかり。もしくは1個が軽の荷台に入らないようなサイズの大きい物とか。
トラックで運ばねばならない案件が集中した日で、中途半端や小物が少なく私は午前中で今日の配送終了です。


こういう日は他のエリアの手伝いが無ければ実に美味しい。
これでも日給はいつもと同額です。実質2時間ほどの労働で。
会社としての売上げは今日はトラックのおかげですな。
こういうのは宅配系の配達ではまず無いでしょうね。もし午前中で終われるような日があったとしたら、それは稼げなかった日ということですから。

トラックでも総配送重量が多い日だからと言って労働時間が長い、大変だ、とは限らない。
手積み手降ろしが無く、パレット単位の納品で先方でもホームに直着けできたりフォークリフトを使える場所であれば、驚くほど短時間で事が済んだりする。

逆にそういう時は社員ドライバーはそれぞれが秘密の休憩場所を持っていたりして、時間を潰していたりする。
運送会社によってはドライバーを1分1秒でも管理・拘束したがるとこもあるが、ドライバーに寛容な会社もあるということ。
会社選びにはこういう部分も見逃せません。


ドライバー仕事には適度な休憩は絶対必要。集中力には限界はあるし、張りつめ過ぎは事故のもと。
タクシーや企業の営業車などはよく公園の脇に停めて休憩してますよね?夏は日陰の場所の争奪戦とかになったりして。
日陰で休憩するために場所取りとか、仕事しろよ!(笑)

トラックの場合は2t程度ならまだしも、4t以上のサイズになるとなかなか街中には気軽に路駐できる場所はない。
日中はやはり公園の近く、それも道がそこそこ広く車の通りが少ない場所。もしくは広い敷地を持つ配達先で守衛さんとかと顔見知りになって休憩させてもらうとか。

夜中はコンビニ近くにたくさんのトラックが路駐しています。時短でコンビニすら早く閉まってしまう店もあるため、深夜働くトラックドライバーの方々は、食事場所や休憩場所が無く本当に大変そうです。




商業貨物便の仕事はリピートが多く、道や納品方法さえ覚えてしまえばトラックも軽貨物も割と気楽です。
基本的にシビアな配達時間指定の荷物は、チャーター扱いで別料金・別配達便でレギュラー便とは分けて扱います。
時にはレギュラー便の中に入れてくることもありますが、今は極力残業にならないよう会社側がコンプライアンス的に工夫しているようです。

時間に余裕がある配達仕事は実に楽しいですね。
普段訪れないような所に行ったり施設の中に入れたり。
そこで思わぬ発見があったりします。


珍しい配送先ではお寺や神社に行くことがあります。
普通は私達はお寺や神社の裏側の世界に侵入する機会はなかなかないですが、修行僧とか厳格なイメージもある中で住職さん達は意外に人間味溢れる人が多いです。

結構お話し好きな方も多く、興味深いエピソード等を聞かせてくれることがあり、こういう寺・神社がブログなりYouTubeなりで発信したら人気出るだろうなぁと思う。
信仰的に良しとしないのだろうか?


季節的には桜の見頃とか七五三や年末といった行事の近くになると配送の機会が訪れる。
今年も先日ある神社に行ってきたのですが、そこで偶然にも視界に飛び込んできたものが・・・

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皆さまご存知、笑点の司会者だった故桂歌丸師匠の名前が、神社の入り口脇の一番目立つ場所にありました。

歌丸さんは横浜に住み活動拠点も横浜であったことから、横浜の至るところで名誉職とか○○会長とかに名前を残されていたようで、この神社も実は歌丸さんのお住いになっていた家のすぐそばにあることを聞かせていただきました。
毎日のようにこの近所に配送で来ていたのに今まで全然気付きませんでした。


仕事中に街の景色や人情・エピソードなどに触れる機会があり、散策できるゆとりがある配送仕事って素敵じゃありませんか?
100円200円の足し算式報酬で朝から晩まで機械のように走りまくる仕事よりは、せっかく独立したんだから見聞広めながら命の洗濯したくありませんか?

以前にもお伝えしましたが、軽貨物系ユーチューバーの中では「亀さん軽トラの旅」が大好きですしとても憧れます。
私のような1日40q〜50qぐらいしか走らない狭い中にも毎日のように発見があります。

軽貨物の仕事もいろいろ、働き方もいろいろ。
是非、自分に合ったスタイルを見つけてください。
快適さのヒントはいつも言ってるように「労働対価」。
決して売上げの数字に惑わされないように!






posted by ガラダマ at 21:10| Comment(0) | 軽運送のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月17日

PCR検査をすり抜ける変異種が発生?

今日の東京都の新規感染者数は409人。
緊急事態宣言延長の効果(何もしていない)は無く、下げ止まりどころか再度増加傾向にある。
この期に及んで政治家が雁首並べて(形式的に)議論しているのは、医療体制が回復傾向にあるということのみで21日に緊急事態宣言解除する方向なのだと。

医療体制が回復傾向というのが判断なのであれば、新規感染者が増加傾向というのはどうなのだ?

どうもこのダメダメ政府は物事の全体像ではなく、特定の利権にのみ興味があるのだと言うことが改めてわかります。
例え一時期より医療体制が持ち直しているように見えても、現場に携わっている方々はもう疲労困憊で表面上の数字には表れないダメージを負っているんです。

そこにまた第4波の懸念を疎かにしてオリンピックへの協力を呼び掛けるとか、どこを向いて国を動かしているんだか?

仮に予定通り21日に解除した後、また感染者数が500、700、1,000〜と目に見えて増えていった場合、責任の所在はどこの誰に?
何も打つ手が無いからとりあえず解除しとけ!っと。
後は野となれ山となれという心境なのだろうか。

国民の努力に期待するのはもう無理でしょう。
完全に箍が外れて意識も行動も緩んでしまっている。それもこれも元はと言えば政治家の国民をバカにした発言や行動の数々に原因がある。

締め付けだけして給付金すら渋る。
国民に我慢を強いている一方では、海外からの人の流入には何故か寛容。ここにも利権の臭いが・・・
海外ならとっくに暴動ものの状況です。




フランスではPCR検査では陽性にならなかった人から、新たな変異ウイルスの感染が確認されたらしい。
従来の検査をすり抜けて感染させる変異種が発生しているのだとすると、現在の検査やワクチンの効果は全く別の次元の対策になってしまう。

今の政治家に気の利いた対策は期待できそうにない。
何もしない緊急事態宣言を解除するのしないのでいたずらに時間を費やしている間にも、ウイルスは2の手・3の手を繰り出して人類を翻弄しようとしている。

利権の臭いには敏感だが未来を見ようとしない。
「先手」という言葉の意味さえわからない老人政治家達に、日本はいつの間に世界の後進国に成り下がっていこうとしている。

未来あるべき子供たちや若者も、高校や大学を仕方なく中退せざるを得ない経済的問題を抱える者が増え、勉強すら自由にできない状況を作り出している国に世界的競争を勝ち抜く力がつくわけがない。
給付金という存在は麻生や財務省のためにあるものではない。
国難の事態に有効活用しないでいつ使うのか?




これほど胸がワクワクしない新学期を迎えようとする年もないのではないか?
マスクをせずに生活できるようになるには、あと数年はかかるらしい。当然会食や会合はしばらく規制がかかる。

国民への支援もせず具体的な対策も提示できないまま、自然とコロナが終息していくのを待つ政治家を許容するのか?


今日は配達中に前を走っていたヤマト運輸のトラックの後ろにオリンピックとパラリンピックのロゴマークの真ん中にクロネコで「東京2020をみんなの力で成功させよう!」みたいなキャッチコピーの応援ボードを見ました。

何か応援メッセージは今となっては虚しささえ感じさせます。
みんなの力は既に成功とは対極への圧力にすらなっている。
聖火リレーやボランティアも辞退が相次ぎ、もはや国民の一体感など皆無。


春なのに・・・ 桜が開花しようとしているのに・・・
当面の間、楽しみにするものが何も浮かばない。
と今日もファミレスでまったりしながらブログ書いてます。

私たちは何に希望を持って前へ進めばよいのだろう・・・






posted by ガラダマ at 16:45| Comment(0) | コラム:感性貧語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月11日

軽貨物ドライバーの生活の上下動

昨日は気温がぐんぐん上昇し横浜エリアは春というか初夏の陽気でした。
コンビニの駐車場ではエアコンをガンガン利かせて車内で休憩中?の人もチラホラと。
今日も気持ちよく晴れ、配達中は軽く汗ばむ心地良さ。
こんな日が続くと軽貨物の仕事は素晴らしい!

幸いこの冬は雪の影響がなく天候も割と穏やかに推移しているので、配達仕事は順調に消化できております。
ただ、3月中旬って意外に雪が積もるほど降ったりするイメージが私の中にはある。
こんな暖かな日の後に寒の戻りとかよくあることなので、油断はできません。


さて、運送業の閑散期と言われる1月2月が過ぎ、そろそろ人の動きも活発化する季節。
街中の人出は緊急事態宣言下とは思えぬほど多い。
今年は引っ越しをする人も増えてくるかな?
引っ越し業者も昨年はコロナのダメージをかなり受けましたから、今春のシーズンが不調に終わるとヤバいですね。

運送業界と引っ越し業界は密接な関係にあることは過去にお話しいたしましたが、では運送業界の中の軽貨物の位置付けはどんな感じになるのでしょう?




大雑把に言えば個人事業主が多くを占めている働き方。
大手の運送会社では社員が軽貨物を担当しているケースもありますが、本音で言えば社員にはトラックでたくさん運ばせたい。細かいのはアウトソーシングでやらせればよい、という感じでしょうか。

賃金分配から考えても社員・トラックが多くを取り、残りを委託・軽に割り振ることになる。
まあ荷物の絶対量から考えれば、軽の委託は配達数だけは多いが金額的な貢献度はトラックには及ばない。

単純に2tトラック1台でも一回に運べる量は軽貨物なら(法を順守するのなら)6〜7回戦分。
トラックで半日ほどで配達できる重量は、軽貨物で回るには2〜3日(1日2〜3回戦として)かかる。
ただし重量だけで考えることはできないので、軽貨物には件数を多く任せて一応は賃金配分が偏らないような振り分けにはなる。

一見平等のように思える賃金配分も、実際は社員に恩恵が行くような振り分けとなっている。
目に見える金額的な部分より福利厚生・社会保険の有難み。
これがあるのと無いのとではずいぶん違うのだと、会社員辞めて軽貨物始めちゃった人は気付くんです。

社会保険の半額を負担してもらえるというのは、「独立してその分稼げば関係ないじゃん!」と粋がって会社辞めちゃった人は後でジワジワとボディブローのように効いてくる。




まず会社員と個人事業主ドライバーの大きな違いは、生活の中に上下動が激しく存在すること。

運送業には閑散期と繁忙期があり、どんなに数運べる能力があるドライバーでも荷物が無ければお手上げです。
会社員ドライバーは荷物が少なかろうがと仕事量が減ろうと月収はさほど変わらずに済む。ただしボーナスに影響は出るかもですが。
しかし委託でぶら下がっているドライバーはそうはいかない。

稼げる月においては社会保険全額自己負担もさほど問題に感じないかもしれません。
しかし閑散期は繁忙期の2/3〜1/2程度に収入が減ることも珍しくはない。
こうなるとあらゆる出費が生活に襲い掛かる。

安定の支出、不安定の収入 と呼ばれる働き方なんです。

いくら収入が減ろうとも国民年金や社会保険料は変わりません。
駐車場代や保険料、家賃や水道光熱費も同様です。

仕事が減れば多少はガソリン代の支出も減るでしょうけど、喜ぶ材料ではないですよね?

最近はガソリンの値段も急騰しており、これも収入とは無関係に影響が及んできます。
特に宅配系の仕事のように収入を増やすには数多く走ることが必須な働き方は、時に収入の増え方よりガソリン代の支出のパーセンテージが大きくなったりする。
走れば走るほど稼げなくなる状況は要注意なんです。




毎月収入が数万円も上下する生活ってどうですか?
正直、ローンなんか危なっかしくて組めません(そもそも独立した時点でローン審査は厳しくなる)。

自然と生活は質素にならざるをえないでしょう。
加えて「ボーナス」という最後の砦すらないのです。
赤字に転落すれば・・・病気で働けなくなれば・・・

その恐怖に耐えられますか?

トラックドライバーに喫煙者が多く、軽貨物ドライバーに喫煙者が少ないと感じるのも、社員か否かという生活の厳しさをドライバー本人が理解したからだと思うのです。

生活における経済的な上下動は実際経験してみるまでは、「稼げばいいじゃん!」みたいな屁理屈で何とかなると思うかもしれません。
しかし本当に閑散期とか不当契約解除を目の当たりにしてみると、ここ数年の軽貨物ブームに乗っかってしまったにわか軽ドライバーは後悔するでしょうなぁ。

昨年後半辺りから軽貨物の仕事、特にギグワーク系は「改悪」とも思えるルール変更が相次いでいる。
甘い蜜で軽ドライバーを集め、数が足りてくると初期投資回収のために低単価長時間拘束についてくるドライバーだけ残す。
もう12年もこの世界にいると、目先のご馳走に食いついたがために後々苦労することになる軽ドライバー達を何度も見てきました。

これは軽貨物だけではなくウーバーイーツも同じですな。
結局ギグワークは雇用関係ではないので、労働法の縛りも緩く雇用する側が好き勝手にできる部分が多い。
だからどんどん中身が胡散臭くなっていく。

日本人は転職する度胸に欠ける民族というか、一度ある職に就くとそこがブラックっぽい仕事でもなかなか他に移れない。
第三者から見ればなんでそんな条件で働いてるの?という人、よく見かけませんか?




2〜3年ほど前、つまりAmazonFlexが開始しPickGoやハコベル等が広まっていく時は「好きな時に好きなだけ働ける」ということで参入者が相次いで軽貨物がブームになり始めました。
この時は確かに魅力的な内容ではありました。好きな時にエントリーできたし月収で40万円以上になる働き方もできた。
イケイケの勢いがあった軽貨物・ギグワークバブルの幕開け。
YouTubeネタとして美味しかったこともあり一気にバブルは広がっていき、そしてついに今年はバブルの終焉を迎えようとしている?


所詮は面接も無くハードルが低く始められる反面、アカウントだけで管理されてしまう危うさ。
すぐに「アカBAN」というワードが定着していきましたよね?
アカウントが停止になればエントリーすらできなくなる働き方。
そこには情の入る隙間はない。機械的に処理されるだけ。

先月40万稼げても今月は無職。それは極端な例としても個人事業主で独立すれば常にそういうことが起きてもおかしくないということ。
ギグワークに食いついた者の多くが今苦しみだしている。
10数年前の軽貨物暗黒の時代に戻ろうとしているのか?

見せかけの条件に目を奪われると足元をすくわれます。
軽貨物の生活においてはいかに波を少なくするかを考え、まずは足元を固めながら上を目指しましょう。

収入の波、仕事量の波、労働時間の波、体調の波・・・
これらをコントロールできるようになって初めて「稼げる」と言えるのだと思います。
一時的に収入が増えたりするのは安定とは呼ばないし、労働時間を激増させなければ稼げないという働き方こそ波を作る原因だと気付きましょう。




そういえば今日は東日本大震災からちょうど10年目。
運命の14時26分、わたしはこのブログを書いている最中。
自宅で黙とうを捧げました。

家族・生活・仕事・・・・・
一瞬で奪い去っていった無念。
大震災の揺れは私達にはどうにもできませんが、自分の生活の揺れはコントロールできるはず。

生かされている喜びを噛みしめて、それぞれの近未来的軽ドライバーの姿をしっかり描きながら強い働き方を追求していきましょう!
                  





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